ティグ/TIGのアークスタートは欠陥なし

この動画はTIG溶接です。前半は、プールができてないのに溶接棒を入れる。後半が正しい、プールができている/母材が溶けているのを確認してから溶接棒を入れる。炭酸ガスアーク溶接や被覆アーク溶接ではできません!

被覆アーク溶接/手溶接・半自動アーク溶接/炭酸がアーク溶接/CO2アーク溶接の場合は、母材が冷たい状態で溶接棒/ワイヤが入ってアークが出るから。欠陥になる。

一方、

TIGは母材を溶かすだけもできるし、棒を入れるタイミングも人が決めます。

ただ、動画の前半のようにプールができてないのに溶接棒をたらすようなことをすると被覆アーク溶接や炭酸ガスアーク溶接/半自動溶接と同じことになります。

動画の前半のTIG=炭酸ガスアーク溶接、被覆アーク溶接

被覆アーク溶接・炭酸ガスアーク溶接/半自動溶接でもスタートから2秒後ぐらいには母材が溶けるのでTIGと同じ状態になる。基本、母材が溶けてる状態では欠陥にならないはず。