光明丹(こうみょうたん)、新明丹(しんみょうたん)
仕上げ作業に使う粉。
手仕上げに使う赤っぽい色をした粉で、油に混ぜてペースト状にヌルヌル状態で使う。光明丹は鉛が入っているので今は鉛無しの新明丹を使う。
赤あたり、赤当たりは、定盤に光明丹を塗って製品をこすり当てる。赤い所が高いので、削るのは赤い所。「赤い所が当たってるで」で赤当たり。光明丹を厚くし、こする力が強いと削る所が逆になる。
黒あたり、黒当たりは、製品に光明丹を塗って定盤にこすり当てる。黒い所が高いので、削るのは黒い所。「黒い所が当たってるで」で黒あたり。定盤はきれいにしておくこと。最後の仕上げは「赤あたり」ではなく、「黒あたり」を使う。
塗り方ですが、どちらも光明丹を厚くしてはいけない。小物は力加減も必要。光明丹 赤当たり 黒あたりで検索画像
定盤に光明丹を塗る「赤あたり」は強く擦ると「黒あたり」になる。ある程度の面ができていたら「黒あたり」だけで作業した方がわかりやすい。使い方が悪いんか、何か知らんが最近、光明丹を塗りすぎるし、力が入るから。手で触ればわかる程度は光明丹に頼る必要も無いし、赤あたりいらんかも。よって、常に定盤はきれい。
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