自分から楽しんで行動する(能動的)

学習の段階からすると以下の順があると考える。
・覚えている、知っている
・わかる
・できる
仕組みや意味がわからなくても、作業手順を覚えて、仕事を始める。
初めての仕事を教える時はとにかく手順を覚えて行動させる(仕事だから当然行動してる)。

で、
何を思ったかというと、どうやって教える?
俺の行動じゃなくて、相手の行動じゃんって思った。

わからないと私は、とにかく「聞く」。
若いころはプライドもあったが50歳ころからプライドが無くなった?
解決手順は以下の順。

・人に聞く
・人のを見る。観察する
・ネット検索や本で調べる
・止める。あきらめる(諦める)。
聞くのは最も手っ取り早いが、注意が必要である。
それは受け身。
この他は、自ら行動するので解決しなくても何かが自分のものになる。
また、聞くだけで行動しなければ自分のものにならない。
(聞くのは行動だから聞いた内容は解答より覚えている。能動は記憶する)
三歳児くらいかな、「父さん、あの~ね???って何?」「へー」「????って何」って、聞くだけ聞いて覚えようとしない。会話自体が楽しくてしかない年頃。聞くだけならこれに近い。
まず、人に聞く事は必ずするが、
聞く人がいない
とか
聞いてもわらないことがある。
だから、
見る、観察。
溶接なんかは聞くだけではだめだ。
見て、やってみる。
で、
最後の「止める」。やめる。
結構、エエカンジ。
無理なものは止めることで自由な頭脳と時間が増える。
という本当の止めるというのもあるが、「やり直す」こともある。やり直しは1回目より相当早くできるし、2回目はもっと早く、効率的になる。この繰り返しが技能アップにつながる。
2度目、3度目の方がいろいろ見える物が多くなる。
あきらめるとは、余計なものを排除することにもなる。
あきらめることによって、シンプルに簡単な方法が見つかるはずだ。
でも、
だめならホントにあきらめる。
ある程度やってみてあきらめる時の開放感は大好きだ。
ここで
「あー。やっておけばなー」何んて考えない。
止めるのが最高。

—————-
だいたい
やってるので、悩むことはないわな。
悩んだり、迷ったりするのはやってないから、
「迷ったら、やってみる」
情報が少ないために迷うことが多い。
好みの女性がいて、声をかければ悩むこと無いわな。
声をかけないから「あの時、あーしとけばよかった」って考える。
ヤラなかったことなのだから余計なこと考えない。
やってないんだから思うことはすべて無駄な思い。
せいぜい、「ヤルにはどうするか」ならいい。
ヤラない場合は、積極的にヤラないことに決め、STOP。
ウジウジしない。
止めるのが最高。
これを息子に言うとね~。ニュアンスが伝わらない。

ヘルプよりネット検索ですよね?

パソコン作業、CADとかExcelとかやっている時何か疑問、わからないことがあったら昔は、F1キーでしたよね?古すぎるか(外国製品のソフトでは直訳な文書で最初から見ない) さて、ソリッドワークスでわからなかったらよくたど … “ヘルプよりネット検索ですよね?” の続きを読む

パソコン作業、CADとかExcelとかやっている時
何か疑問、わからないことがあったら
昔は、F1キーでしたよね?
古すぎるか
(外国製品のソフトでは直訳な文書で最初から見ない)

さて、
ソリッドワークスでわからなかったらよくたどり着くサイト
(勝手にのさせてもらいました)
・動画で覚えるSolidWorks入門編 はじめての方はこれですね。
ある程度慣れたら
・SolidWorks よく使うテクニック  
・超簡単 SolidWorksの使い方

 

マンガのススメ 文よりイメージ図

このブログを書いてて思うのだが
「ことば」で記録する
他に
マンガを書くことが結構、良い記録になる。
条件などは文書にできる。
溶接のプールの状態、姿勢などはマンガの方が記録しやすい。

写真もいいが、
マンガは書くときにポイントがわかりやすいように書く。
写真だとどのアタリが重要なのか記録しにくい。
文書+マンガ
いいアイデアかと思う。

ベテランに石筆かマジックなんかで床か鉄板に書きながら説明をしてもらおう。
石筆をいつもポケットに入れて、書いてもらう。
ここまで説明してくれたらいいねー。
口だけじゃーわかんないから実物で説明となるが、溶接は実物が冷えたら実物じゃないしね。

マンガ、
ことば
募集中。
溶接、板金、ソリッドワークス、3Dcad関係で、何かいいアイデア、発見ありましたら教えて下さい。
メールでも何でも下さい。
2018年3月6日
あれから4年、何も無い。

立向溶接やパイプの溶接でスラグのタレ つらら 氷柱

以前B14のスラグはよく流れると書いた。 LBなどの低水系溶接棒でこのつららがあっても材料の鉄まで垂れ下がってません。 しかし、 B-14などイルミナイト系溶接棒だとスラグを取ると鉄まであったりする。 また、 溶接中に遮 … “立向溶接やパイプの溶接でスラグのタレ つらら 氷柱” の続きを読む

以前B14のスラグはよく流れると書いた。
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LBなどの低水系溶接棒でこのつららがあっても材料の鉄まで垂れ下がってません。
しかし、
B-14などイルミナイト系溶接棒だとスラグを取ると鉄まであったりする。
また、
溶接中に遮光ガラスが通してもB-14の場合はツララが見えるし、長さまでわかる(中が鉄だから)。
一方、
LBでは、溶接面を外してツララの長さに気づく。ツララ自体は気づいているが長さまでわからない。
このような経験ありませんか?
Bでは垂らしたらいけない。
たれてたらツララごと落とすという方法を使う。Bだから使える。
中に鉄がある時は、溶接面をしていてつららが見える。
中に鉄がない場合は、溶接面を外してつららがあることがわかる。
—————————————
話は、スラグの粘さへ。
B-14は、電流でスラグの粘さが大きく違う。
LBは安定して常に粘い。よってビードがきれい。
B-14の適正電流、下向きの場合130-190Aだ。
140A以下になるとスラグが先行しやすくなる。
逆に、
190Aや母材の温度が高いとスラグの先行どこらかスラグはアークの場所から遠くはなれている。 よって、ビードがガタガタ。
ツララもスラグの違いなんだろうな。
LBは、スラグが硬いから垂れるのを止めてくれる。

被覆アーク溶接棒のパッケージ(箱)の開け方

BlogPaint

角を。
斜め写真のように(わかりにくいけど)斜めにぶつける。
ぶつけるじゃなく、落とすかな。
力はいらないです。
ビニールで覆われており、そのビニールが結構厚いので手で開けるのに苦労します。
水分が入ってはいけないのでしょうながない。
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神戸製鋼さんのはOPENって書いてある。
OPENは被覆アーク溶接棒のフラックスが無い方側(溶接棒ホルダでつかむ(クリップ)する方側)です。
フラックスが無い方をぶつけるのがミソです。
うちではしてるけど、
神戸製鋼の関係者様
間違っていたら連絡下さい。

被覆アーク溶接の裏波溶接

動画は日本溶接協会。すごいです。何度も見て、目に焼き付ける。合格します。これは板厚9mm。N-2Fの練習。開先加工をしている。本来、板厚が薄いところが溶けるのが普通だ。開先加工の先端は、1mm厚。ルート面を1mmにしてい … “被覆アーク溶接の裏波溶接” の続きを読む

動画は日本溶接協会。すごいです。何度も見て、目に焼き付ける。合格します。
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これは板厚9mm。N-2Fの練習。
開先加工をしている。
本来、板厚が薄いところが溶けるのが普通だ。
開先加工の先端は、1mm厚。ルート面を1mmにしているので。

 アークの温度は5000度以上。
鉄の溶融温度は1500度。
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板厚の薄い所が溶けるのが普通。
つまり、1mm厚の部分が最も溶けやすい。
しかし、上の絵のように溶接棒が片方の開先加工の面にあたりやすい。
これは、被覆剤が溶けるので階段をのぼるようにズレてしまう。
被覆アーク溶接は、被覆剤を軽く当てるよにするのでしかたないが、
プールや小穴、裏側の明るさを見ながら溶接スピードを調節すれば板厚1mmは必ず溶ける。
下の赤い所がプールで黄色の所はアークでまぶしくてわかりにくいが小穴がある。
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小穴がある程度大きいと音が「プシュプシュ」と変わる。小穴の大きさで音が変化する。
黄色い所は、遮光ガラスの番号10番で何とか穴が見える(個人差がある)。
明るいと赤いというより黄色、白く見える。
相対的に小穴は光はなく黒い感じだ。
まだ溶接していない先のすき間が見え、裏側にアークの光が通しているのが確認(次図の矢印)できれば溶接スピードは正しい。
アークの3分の1は下に抜かすような感じ。3分の2は、プール(溶融池)にアークが飛ぶ感じ。
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もし、溶接スピードが遅いと遮光ガラスがあるのですき間自体がどこにあるのかわからない。
スピードの調整は、
すき間が見えないー>早くする
小穴が大きいー>ふさぐ程度、少しバック(2mmほど)
ルート間隔が大きかったり、電流が大きすぎる(100A)と穴が大きくなりやすい。
150mmの溶接線で前半はいいけど後半の裏波が大きすぎる。つまり、一定しない場合は電流を下げるか、ルート間隔を狭くする。
電流は小さいほど制御しやすいがLB-52Uの限界は70Aくらい(下向き)。80A以下なら急にアークが切れることがあるし、アークスタートがなかなか出来ない。しかし、このあたりの電流は制御がしやすい。うでしだいだろう。
無理なら電流を上げる。
90Aぐらいでルート間隔を2mm程度が制御しやすい(人それぞれ)。

裏波溶接は、条件範囲がせまく運棒で対処できる範囲もせまい。
これができれば2-4・5層目は簡単だろう。 

被覆アーク溶接の終端処理

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9mmの突き合わせ溶接の終端は、普通にしてたら凹む。
突き合わせ溶接の中の方なら360度全方向に熱が逃げる方向がある。
しかし、
端は、熱が逃げるところが少ない。 片方は空気中だ。
だから、溶けやすい。
から、凹む。
凹みを埋めるには、スラグが赤い内に何度かアークを切っては、もう一度アークを発生。アークを切るのは冷やすため。
これを3から5回くらい繰り返す。
アークを切った時に0.6秒ほど冷えるのを待つが、
その時に盛れ具合を見てもい一度アークを出すかどうか判断する。
0.6秒待つとは、溶接面で見ているので終端のスラグが暗くなる/冷えるまで待つ。
(裸眼で見るとまだまだ赤い)赤いうちは光を出している。

アークを切る、もう一度アークを発生にはコツがある。

  1. クレータ/プールが赤いと光が出ているので溶接面をしていても溶接棒の影が見え、溶接棒の先の位置が確認できるのでプールの赤い所に軽く当てるとアークが発生する。
  2. 同じ位置にアークを出すために前腕手首の回転を使う。前腕の回転とはバトミントンの打ち方と同じ。

次の写真はアークを切る前。
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次の写真は、アークを切ったところ。前腕手首を回転させます。
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前腕手首の回転ではなく、単に引いてアークを切るとアーク長が長い状態があるので空気を巻き込み安くブローホールになる。
前腕手首の回転の方がアーク長が一定になる。