以前B14のスラグはよく流れると書いた。
LBなどの低水系溶接棒でこのつららがあっても材料の鉄まで垂れ下がってません。
しかし、
B-14などイルミナイト系溶接棒だとスラグを取ると鉄まであったりする。
また、
溶接中に遮光ガラスが通してもB-14の場合はツララが見えるし、長さまでわかる(中が鉄だから)。
一方、
LBでは、溶接面を外してツララの長さに気づく。ツララ自体は気づいているが長さまでわからない。
このような経験ありませんか?
Bでは垂らしたらいけない。
たれてたらツララごと落とすという方法を使う。Bだから使える。
中に鉄がある時は、溶接面をしていてつららが見える。
中に鉄がない場合は、溶接面を外してつららがあることがわかる。
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話は、スラグの粘さへ。
B-14は、電流でスラグの粘さが大きく違う。
LBは安定して常に粘い。よってビードがきれい。
B-14の適正電流、下向きの場合130-190Aだ。
140A以下になるとスラグが先行しやすくなる。
逆に、
190Aや母材の温度が高いとスラグの先行どこらかスラグはアークの場所から遠くはなれている。 よって、ビードがガタガタ。
ツララもスラグの違いなんだろうな。
LBは、スラグが硬いから垂れるのを止めてくれる。
立向溶接やパイプの溶接でスラグのタレ つらら 氷柱
以前B14のスラグはよく流れると書いた。 LBなどの低水系溶接棒でこのつららがあっても材料の鉄まで垂れ下がってません。 しかし、 B-14などイルミナイト系溶接棒だとスラグを取ると鉄まであったりする。 また、 溶接中に遮 … “立向溶接やパイプの溶接でスラグのタレ つらら 氷柱” の続きを読む
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