すみ肉溶接をSolidWorksでCAE

すみ肉溶接 cae solidworksで検索するとSolidWorksのヘルプが見つかります。

上図のフリーハンドの赤色の円のようにすみ肉溶接は、普通、完全溶け込み(フルペネ画像もあります)とはなりません。溶接部分は付いてるが、2つの板はスキマが空いてます。

溶接をやってる自分からすると同じ板厚でも図の場合は、縦側が溶けにくく、くの字になりやすい。水平の板は溶けやすく、仮付の段階で直角でなくなる。溶接は引っ張る

完全溶け込みにするなら開先加工、レ型にすればフルペネになるので、一つの塊、ソリッドとして解析すればいい。SimulationXpressで解析できる。SolidWorksを持ってればだれでもできる。リンクの検索の中でこちらによるとSimulationXpressはSolidWorksのStandardでも使える。

完全溶け込みだと、構造解析は簡単かと思います。どんな強度は鋼材の板厚が基本で、溶接部ののど厚だの溶け込みだのはCAEからすると余計な計算です。

SolidWorksでモデルと作る時は、完全溶込み溶接なら2つの板をのモデルを作る時に「結果にマージ」して、すみ肉溶接部分はフィレットでこれも「結果にマージ」すると一体物になって接触の設定はいらない。

T形のすみ肉溶接はボンドなど接触の設定がいる。接触セットや部材接触など何って感じです。

SimulationXpress接触の設定ができない。力、圧力の設定時にアラートが出て進めなくなる。下図は、SimulationXpressの途中で「メッセージ」が出て止まっている状態。

四角の赤枠のメッセージには、以下が書いてある。

SOLIDWORKS SimulationXpressは解析中の部品にマルチボディを検知しました。現在、ソフトウェアは、任意の単一ボディをサポートします。解析するボディを選択して下さい。選択されたボディ以外の全てのボディは非表示になります。

どれか1体のボディを選択すればSimulationXpressは解析を進めることができる。