開先が無くても裏波は出ます。SUS304の板厚3mmならビード幅が8mmもあれば裏波が出ます。バックシールドはいる。無いと裏波じゃなくて花が咲きます。
プールの先頭にアンダーカット/凹ミができた状態で流す。プールの横側でも見やすい所で確認。プールがブルブル震えて状態を見る方がわかりやすいかも。対流というか震えてると凹んだ状態になってます。
ルートフェイス/RFは3mm。ルート間隔/RG0.5以下。どんつきでもいい。電流は75A-100A程度。アーク長が長いと穴が空きやすい。80Aくらいなら結構ゆっくり流す。ウィービングでビード表面だけを広くするのはだめ。一点集中でプールの周りが凹んだ状態で流す。アーク長が長いと穴が空くことがあるのでなるべく近づける。
流すポイントは、アンダーカットを確認してから流すこと。凹みがあるとOK。平板でプールの凹みを見る機会って少ないと思うのでゼヒ。学習してね。
さらに、2層目の練習もできる。2層目のプールは、プールの先頭のアンダーカットは禁止。2層目の裏波が出ますから。プールは水玉状で流す。でないと盛れない。
動画、平板で裏波が出ます。
開先無しも裏波が出ます。I形突き合わせです。
だから、開先付きを使ってメルトラン(あぶり出し、水島の方では「あぶりだし」と言うらしいがステンレスだけに使えるドンツキで流して裏を出す)で裏波を出す場合はルート面は0.5mm以上でもいい。つまり、尖って無ければいいです。それと、開先があるとスタート時に大穴が開くことがあるので溶接棒を準備しておく必要があります。
んん。開先無しでメルトランが一番簡単かもしれん。