AP100の2D-CADの展開図と部品図

メニューの展開の中の「立体化」の話でもある。
AP40やAP60には、「立体化」してから「立体編集」はできなかった。
つまり、
「展開図」しかなかった。
AP100では2D-CADで「展開図」と「部品図」の2つが見えるが、
基本は、「展開図」。加工は「展開図」。AP60からある。
「展開図」を使ってCADのデータ(タレパンやレーザー加工機に渡すNCデータ)を作る。
では、
2D-CADの中で見る「部品図」は何のためにある?
メニューの展開の「立体編集」を実行するため。
AP100のオプションで「立体編集」ができる。
メニューの展開の立体化をしないと「立体編集」はできない。
「部品図」があれば「展開図」はいつでも作れる。
「立体編集」の終了時に「部品図」への反映の確認がある。
「立体編集」のオプションを入れてないと2D-CADの中で「部品図」を見ることは無いがアマダさんの営業マンさんから聞いた話しだとほぼ入れてる。

「立体編集」は3D-CAD。
AP100が2.5次元CADと言われるのはこのため。

AP100の展開図のサイズを変更する

コンピュータを使う利点は修正して以前作ったデータを使いまわすこと。
流用設計じゃなくて、流用展開図。
縦に20mm大きくする例。
まず、
コマンド「枠内伸縮」アイコンを押す。
枠内伸縮アイコン
伸縮量は数値で指定
包含方式:部分
認識方法:矩形
これが基本。
伸ばしたい方向と矩形範囲を選んで実行。
枠内伸縮
コマンド実行=完了(一連のコマンド操作を完了)
枠内伸縮コマンド実行
下側も同様にして完了。
キャンセルで「枠内伸縮」アイコンの凹みは無くなる(コマンドを終える)。
「枠内伸縮」の包含方式は「部分」、認識方式は、「矩形」が普通。枠内伸縮コマンドを終える
ショートカットメニューで
オペレーションバック:一連のコマンド操作の一操作をキャンセル
コマンドの先頭:今のコマンドを一からやり直す

キャンセル:コマンドの中止、止める