AP100で新規の図は部品図 メインメニューから説明

「部品図」では、線が書けない。

「部品図」となっている。「部品図」は、立体編集のためにある。
線を書いたりするのは「展開図」だ。
何度やっても間違う。これ書くの2回目(一回目はここ)。

手順を追うと、まずはメインメニューの「1展開図形」を起動。

新規作成すると一瞬「図面」の表題が見えるが、部品名(次図では「IUYIY」)が入れてokボタンを押すと「部品図」の表題になる。表題「展開図」のウィンドウはまだ無い。「図面」となる。

「部品図」に図形を書いてから「展開一本化」すると「展開図」ができる。表題「部品図」に図形のない状態では、メニューの「展開一本化」はできない(エラーになる)。

黄色の線が、部品図。緑色の線が「展開図」と覚えておこう。

以下の操作で片方の図の情報を別の図に渡すことができる。

・「部品図」の図を選択した状態で一本化⇒「展開図」に追加

・「展開図」の図を選択した状態で立体化⇒「部品図」に追加

ほとんどのアイコンやメニューは、どちらの図でも使える。ただ、選んでいる図に依存して変化しない。コマンドが使えない場合は「エラーとなる。【一方、SolidWorksでは、使えないコマンドは色が抜けたような灰色になる】

CAMに必要なのは「展開図」の方。

AP100 展開図を分割する

サブロク、シハチの定尺板より大きい場合や
ベンダーの曲げ長さの限界や
持っている金型の長さのために、
展開図を分割する方法。

2D-CADで分割のために2本の縦線を入れてから以下の2つを駆使する。
①「移動・複写」の平行複写(対称があったら対称複写)
②消去ー区間消去
3つに分割したら3つの部品で保存してCAMへ。

AP100で言う「部品図」(立体編集)での分割は面倒らしい。

AP100の2D-CADの展開図と部品図

メニューの展開の中の「立体化」の話でもある。
AP40やAP60には、「立体化」してから「立体編集」はできなかった。
つまり、
「展開図」しかなかった。
AP100では2D-CADで「展開図」と「部品図」の2つが見えるが、
基本は、「展開図」。加工は「展開図」。AP60からある。
「展開図」を使ってCADのデータ(タレパンやレーザー加工機に渡すNCデータ)を作る。
では、
2D-CADの中で見る「部品図」は何のためにある?
メニューの展開の「立体編集」を実行するため。
AP100のオプションで「立体編集」ができる。
メニューの展開の立体化をしないと「立体編集」はできない。
「部品図」があれば「展開図」はいつでも作れる。
「立体編集」の終了時に「部品図」への反映の確認がある。
「立体編集」のオプションを入れてないと2D-CADの中で「部品図」を見ることは無いがアマダさんの営業マンさんから聞いた話しだとほぼ入れてる。

「立体編集」は3D-CAD。
AP100が2.5次元CADと言われるのはこのため。

AP100の展開図のサイズを変更する

コンピュータを使う利点は修正して以前作ったデータを使いまわすこと。
流用設計じゃなくて、流用展開図。
縦に20mm大きくする例。
まず、
コマンド「枠内伸縮」アイコンを押す。
枠内伸縮アイコン
伸縮量は数値で指定
包含方式:部分
認識方法:矩形
これが基本。
伸ばしたい方向と矩形範囲を選んで実行。
枠内伸縮
コマンド実行=完了(一連のコマンド操作を完了)
枠内伸縮コマンド実行
下側も同様にして完了。
キャンセルで「枠内伸縮」アイコンの凹みは無くなる(コマンドを終える)。
「枠内伸縮」の包含方式は「部分」、認識方式は、「矩形」が普通。枠内伸縮コマンドを終える
ショートカットメニューで
オペレーションバック:一連のコマンド操作の一操作をキャンセル
コマンドの先頭:今のコマンドを一からやり直す

キャンセル:コマンドの中止、止める

AP100からSolidWorksへ

「SDD呼び出し」 (SDDはMS-SQL Serverというデータベースでデータを管理している。通常のファイルではない/Windowsのファイルシステムのファイルではない。データベースがWindowsファイルを使ってフ … “AP100からSolidWorksへ” の続きを読む

「SDD呼び出し」
(SDDはMS-SQL Serverというデータベースでデータを管理している。通常のファイルではない/Windowsのファイルシステムのファイルではない。データベースがWindowsファイルを使ってファイルを操作するが、そのファイル名はデータベースが管理している。よって、Windowsのエクスプローラーで見てもAP100で保存した部品名は見つからない。Windowsファイルで部品を保存したい場合はこちら
SheetWorksがあるとAP100のデータを呼び出してSolidWorksで編集できる。
(アマダ製SheetWorksはSolidWorksのアドインとして追加する)
つまり、
AP100SolidWorks
よって、
AP100SolidWorks
が可能。
AP100のデータをSolidWorksで、SDD呼び出し。2015-11-17_00h14_26

AP100のヘルプ

ヘルプは、Cドライブにあるはず。C:\Asis1v11\Help\Manuals\AP100ManualMenu.htmを実行するとブラウザが起動する。  基本ソフト 操作ガイドⅠ(運用編) 基本ソフト 操作ガ … “AP100のヘルプ” の続きを読む

ヘルプは、Cドライブにあるはず。
C:\Asis1v11\Help\Manuals\AP100ManualMenu.htm
を実行するとブラウザが起動する。
 AP100のヘルプ。2015-11-16_21h32_44

基本ソフト 操作ガイドⅠ(運用編)
基本ソフト 操作ガイドⅡ(設定/保守編)
展開図面 操作ガイド Ⅰ    <<基本はこれ。ただ、入り口だけの所も
展開図面 操作ガイド Ⅱ
展開図面 操作ガイド Ⅲ
加工 操作ガイドⅠ(NCT編)  <<抜き金型の割付
加工 操作ガイドⅡ(レーザ編)
加工 操作ガイドⅢ(複合機編)
加工 操作ガイドⅣ(PDC編)
WinNEST 操作ガイド
機種変換 操作ガイド
シュミレーション 操作ガイド
組図検証 操作ガイド
新ワンタッチ立体姿図 操作ガイド   <<基本見るだけ
図形ネスト 操作ガイド
自動割付テンプレート編集 操作ガイド

C:\Asis1v11\Help\Manuals\PCLManualMenu.htm
もある。

AP100で正方形を描く

SolidWorksとは違う
操作方法がね。
マウスでアイコンをクリックして、マウスだけで完結できる。
って
思ってた。
AP100は、座標を使って入れる。

2015-12-11_15h02_12

左が座標入力。右が十字カーソル
「home」キーで切り替えることができる。
デフォルトは座標入力。絶対座標。
十字カーソルは、相対座標。
座標入力、十字カーソル
マウスだけでも四角は描ける。
しかし、
ソリッドワークスのように後で寸法を変えることはしない。

ちなみに、
AP100のCADの元これらしい。