力vs応力

力はわかる。
応力って?
力じゃだめなん?

材料の強さを比較する時に力という単位では比較できない。
だから同じmm2の面積に対しての力の比較となる。
応力って「こたえる力」
「こたえる」を変換すると以下がある。
答える
応える
対える
應える
堪える

「応える力」ってだれが応える?
例として、90kgの男が紐にぶら下がる。
1トンの車が紐にぶら下がる。
ぶら下がる

力からすると車の方が大きい。
しかし、
車の方が多くの紐を使う。
紐1本で釣り上げる力は限度がある。
これをkg/面積という単位にすると材料の強度に使える。
面積とは、紐なら紐の太さ。
引張応力とは引張力を面積で割ったもの。
英語ではストレス
だわな。
材力に便利な言葉。
SS400は、kgx重力(9.8??だから10倍でいい)/mm2乗。
昔は400は40のこと、40kg
1mm平方で40kg。2mm角の棒なら160kgの体重でぶら下がることができる。
条件としてはゆっくり、体重をかける。
SS400でも、400以上はある。JISの規格以上に作っている450とかで。瀬戸際ではない。

実際に使うのは1/3とか1/4以下で使う。
安全率(検索)3倍とか4倍とかで使う。

単位はkgf。kgf=9.8N
Nは力、Paは圧力。
1kN/mm²=1000MPa
ベンディング金型だと単位がkN/m。
1000kN/m。1メートル当たり1000kN。10で割って100kkgf。100,000kgf。1トンは1000kgだか100トン。1メートル当たり100トン。10cm当たり10トン1cm当たり1トンかー。1cmの細いパンチでも1トンね。1トン=10kN。最近のベンダー(曲げ機械)はNなので30kNなら3トン。
上下の金型に圧をかけて下型を固定するが、その時使うトン数は2,3トン。今なら20kN,3kN。

炭酸ガスはワイヤーがプラス+

TIGは電極マイナス
マイナスから電子が飛んで母材当たって、母材の方が熱くなる。
電極より母材が熱くなるので、
とっても普通。正極性。
交流の被覆アーク溶接も半分は普通。半分は炭酸ガスと同じ棒プラス+
被覆アークは半分あるから大丈夫。
(TIGもアルミの溶接では交流)
なのに何とCO2溶接のワイヤはプラス+。逆極。えー??
何が言いたいかとういうと
炭酸ガス特有の欠陥
炭酸ガスアーク溶接だから失敗ということがある。
母材よりのワイヤ方がよく溶ける
ワイヤがプラス+だから。
溶接は、母材を溶かしてくっつけるもの。
炭酸ガスアーク溶接だと、下手すると、
ワイアを溶かして、母材に乗せてボンドのよにくっつける?。
その代わり溶着金属はどんどん乗せれるので溶接したように見えて、効率がいい?。
これが特有の欠陥(写真)。
炭酸ガスアーク溶接のワイヤがプラス+??
どげーなん?
ワイヤ側をマイナスにできなかったらしい。ワイヤ制御が難しくなるそうな。昨今のコンピュータとモータなら安くできるんじゃない?