ロフト、斜め押し出し。矩形管エルボ板金編

前の動画の角エルボの板金編です。「押し出しボス」と「押し出しカット」だと、「押し出しカット」がいっぱいで面倒な気がします。

展開図は、板金タブの「板金に変換」を使ってます。

手計算の展開寸法と同じにする

前回は手計算の展開寸法と0.01の誤差があった。

寸法は、デフォルトで小数点2桁まで表示する。0.01ではなく0.001の単位ですき間を開けることで計算式と同じ結果/表示にした。

展開図の寸法112x152。切り欠き寸法は、26と28になった

ベンド作業後、この部品は自分自身に交差します。

英語で、
This part intersects itself after bend operations.

ソリッドワークス/Solidworksは、曲げ時にすき間ゼロをエラーにする。当たってないんだからいいじゃん!。許してくれません。この警告を無視して更にエッジフランジなんかを続けていくと真っ赤になる。

この例ではいろいろぶつかる。すき間ゼロでぶつかる。で0.01ですき間を開ける。

高さは板厚分高くしてしまったので22です。

展開寸法は、100+22+22+10+10-3両伸び*4曲げ箇所=164-12=162

60+22+22+10+10-3両伸び*4箇所=124-12=112

切り欠き寸法は、片引き両引きのち外は板厚。

大きく切る方(片引き)は、22+10+2板厚-3両伸び*2箇所=34-6=28

小さく切る方は、22+10-3両伸び*2箇所=32-6=26

Solidworksで作った展開寸法、切り欠き寸法は0.01の差です。エラーにならないようにしたための誤差です。

キッチンのシンク制作(製作)

30年前に一度作ったことがある。溶接箇所をなるべく少なくしてつくった。こんなかんじ。

展開図も作ってみました。サーフェスです。参照スケッチが活躍します。

サーフェースでないと展開できない部分がある。溶接線を減らすためです。

球をカクカクした面で描けばSolidworksの板金で展開できる。展開図は最後の最後に見えます。

この動画は大量生産っぽい。バフ研磨で溶接箇所がわからなくなるが、いもつじというハンマーで丁寧にならしてから研磨です。これ手作業で作る話。高価なソリッドワークスを加工のために使うとゆう?。そう簡単に展開図作れない。球面があるから。溶接のための展開図と地球儀を作る葉っぱみたいな展開図とは違う。

これは板金屋にはできない。大きなプレスがいるわ。

forming toolが使えん?

「板金」タブにフォームツールというボタンがある。作った板金フォームを保存して使うのだが。
「参照部品の作成を実行中ですか。」?
いや、違うでー。
解決策はこれ。

フォームツールフォルダをチェックする。フォルダごとにチェック確認せなあかんか?「参照部品の作成を実行中ですか。」の警告エラー?じゃなくて「フォームツールフォルダとして使いますか?」でショートカットメニューを見せるってのがええなー。

板金部品でないと怒られるのはこれ。

「このフィーチャは板金部品でのみ作成できます。」
これは経験済み。板金タブのベースフランジで作ってないから。

部品が見えない 非表示

板金部品のベースフランジを非表示にすると全体が見えなくなる。ベースフランジからのエッジベンドで広げて行くので、エッジベンドも非表示なのね。アセンブリを扱っている時に時たま起こる。アセンブリ全体を非表示したつもりが。デザイ … “部品が見えない 非表示” の続きを読む

板金部品のベースフランジを非表示にすると全体が見えなくなる。
ベースフランジからのエッジベンドで広げて行くので、エッジベンドも非表示なのね。
アセンブリを扱っている時に時たま起こる。
アセンブリ全体を非表示したつもりが。デザインツリー先頭にあるベースフランジだけが非表示ね?

「とめつぎフランジ」と「エッジフランジ」 違い?どっちを使う?

基本的にはエッジフランジを使う。

圧倒的にエッジフランジ
「初めは勘違いして、 とめつぎフランジ「とめつぎ」は、図 のような「留め継ぎ」と考えていた。
図でわかるように「エッジフランジ」で作成できる。
木工で45°留め継ぎ
作り方は、まずベースフランジを作る。底の板。次にエッジフランジ。この図は、向かい合うフランジをセットにしているのでエッジフランジが2つ見える。「エッジフランジ1」が第一弾目のフランジ、これで箱状になる。

次図は、箱のような形状にさらにフランジ、エッジフランジ2になる。

木工では 45°「留め継ぎ
SolidWorksでは、とめつぎ
とめつぎフランジを必要とするのは、曲げの断面をスケッチで描いて一挙にフランジを作るような場合だろう。複雑な曲げや曲線、ある角度で何かに沿った(スケッチで書けけるから)曲げなどはとめつぎフランジが楽。エッジフランジだと何度も同じようなメニュー操作がいる。

スケッチを書いてからフランジを作る典型例です。


正三角錐でとめつぎフランジを使った展開図です。