フラット-パターン1 が”展開”ボタンだった。

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Solidworksで板金のベースフランジを設定すると自動的にできる
フラット-パターン1
これが展開ボタンだったことに気がついた。
ただ、それだけのことだが展開図になったり立体図になったりする仕組みがわかってうれしかった。
Solidworksで展開というか板金タブにある機能をはじめて使う人は、「なんだ?フラット??は」と思うんじゃないかな。フラットとは「たいら」という意味。パターンは日本かな、「決まりきったこと」。
ところで、
このページの「展開はデザインツリーの中に入らない」という表現は間違いだった。
で、
解説すると。
ベースフランジを作ると「板金1」ができて、腐った色(無効という意味)をしている「フラット-パターン1」ができる。 Solidworksの板金をいじった初めのころは何なの?これって感じだった。
下図がその 「フラット-パターン1」だ。
f31ea00f.png

ベースフランジを作ると”フラット-パターン1”は自動的にできており。気にしないでいた。
ところが、「フラット-パターン1」の中を見えるようにしていたらこの中にはエッジフランジが伸びた状態のフィーチャが入っていることに気づいた。
下図は、エッジフランジを2つ追加したらその中にフラット<エッジベンド1>というように展開した形状(フィーチャ)を内蔵している。
aca0ab76.png

下図は「フラット-パターン1」の後に「押出し1」を追加して穴を開ける動画だ。展開している状態でないと穴は空かない。展開してから穴を空けるアイデアがひらめいたときの動画で、製品状態では穴は空かない。「フラット-パターン1」の働きを知らなかったための失敗だった。その「だめなのか~」という動画です。参考程度で。

で、言いたいことは次の動画です。
普段というか”展開”ボンタが押されていない状態ではフラット-パターン1は無効(Solidworks的には抑制)になっている。
”展開”ボタンを押すとフラット-パターン1は有効(Solidworks的には抑制解除)になって展開のフィーチャが見えることになる。
以下は、”展開”ボタンを使わず、フラット-パターン1を抑制したり抑制解除して展開する。

フラット-パターン1は、抑止(無効)にされるとフラット-パターン1以下も自動的に抑止されている。
このため、フラット-パターン1が抑制解除(有効)=展開している状態で何かフィーチャを追加してもフラット-パターン1を抑止(無効)すると追加したフィーチャまでも無効・見えなくなるという仕組みだったのだ。

普段は、立体図の状態では、フラット-パターン1が抑制(無効)だ。この時、押出しフィーチャを追加した場合はフラット-パターン1の上側に押出しフィーチャが挿入される。
しかし、
展開ボタンを押した状態では、押出しフィーチャはフラット-パターン1の下に入る。
文書ではややこしいな。
単なる発見程度のものです。作図に必要なわざでもないし。どうでもいいかもしれません。
でも、これ知らずに使っていた私はすごい。

展開図を作る 展開図面を印刷する

板取をする場合は展開図がいる。SolidWorksを使うと完成図を見ながら設計ができて、しかも直ぐに展開図を得ることができる。これを紙に印刷するという手順。ポイントは2つ。1,新規ドキュメント作成で2D図面を選ぶ。一番下 … “展開図を作る 展開図面を印刷する” の続きを読む

板取をする場合は展開図がいる。
SolidWorksを使うと完成図を見ながら設計ができて、しかも直ぐに展開図を得ることができる。
これを紙に印刷するという手順。
ポイントは2つ。
1,新規ドキュメント作成で2D図面を選ぶ。一番下。
新規SolidWorksドキュメント
2,”展開”を選ぶ
展開を選ぶ


寸法は、シャーやコーナーシャーで切断できるように必要ば部分に入れる。これって、タレットパンチプレスやレーザーで切断するならいらない。
この展開図は、曲げによる伸びの計算が正しくないと曲げた後の寸法が正確にでない。
SolidWorksの展開図だからSolidworksの係数で伸びを計算している。
これは立体図を作るときフランジのコマンド内で指定している。
AP100がある場合は、AP100の方で伸びを計算してくれる。

箱曲げの部品を三面図にする

Solidworksで板金部品を作ってから三面図を作る手順。曲げ線が見えるのが気になるが、細かい点はまた。動画ではFキーを押したり(全体が見える状態になる)、ドラッグしてるのかクリックかダブルクリックかがかわからない。や … “箱曲げの部品を三面図にする” の続きを読む

Solidworksで板金部品を作ってから三面図を作る手順。
曲げ線が見えるのが気になるが、細かい点はまた。
動画ではFキーを押したり(全体が見える状態になる)、ドラッグしてるのかクリックかダブルクリックかがかわからない。やってみるとなんどかなる。
先に、部品である箱曲げがどんなんかを見てから三面図(新規作成から「一般的な部品アセンブリの2Dの設計図」をクリック)を作る。
注意点は、一角法で三面図を作ってから三角法になるように移動している。こんなことできんね。動画を直しました。
何で第一角法があるの?。教えてる?ってね。フランス発祥の図学?では一角法、SolidWorksはフランス製。だからなんでしょう?。この設定を変える方法があるんだろうか。わからない。(解決
色々書くと要点がボケるんでもう一度、単純に立体図付きの三面図を作る手順。

製作の流れからわかるように、元の部品を変更するとこの三面図にも反映される。反映されるタイミングは、三面図を作成したファイルを新たに呼び込み直した時(ここではファイルの保存までは見せてない)。
よって、三面図の寸法などの修正は部品の方でする。
この三面図は保存すべし!。
三面図にした時に間違いを発見して部品(立体図)で書き直してからこの三面図をやり直そうってな場面で、保存せんと一からやり直し?。それは無駄です。
。。。だらだら書いたけど、以下は自動更新です。
部品(立体図)→三面図

さらに、
曲げ線の非表示や隠れ線(板厚がわかるように)の表示する方法があったり、
投影図の追加方法もあったりする。

「ap100 曲げ伸び パラメータ」でGoogle

「ap100 曲げ伸び パラメータ」でGoogleると以下のサイトを見つけました。 「ap100 曲げ伸び パラメータ」は、AP100のパラメータの曲げ伸び値を調べようと思っての行動です。 曲げによる伸びをどのように設定 … “「ap100 曲げ伸び パラメータ」でGoogle” の続きを読む

ap100 曲げ伸び パラメータ」でGoogleると以下のサイトを見つけました。


「ap100 曲げ伸び パラメータ」は、AP100のパラメータの曲げ伸び値を調べようと思っての行動です。
曲げによる伸びをどのように設定しているのかな?って思ったのですが、単純に「曲げ 伸び」で検索するほうが早かったかもしれない。

金属加工業のポータルサイト つまり、アマダさんの加工情報のトップページ のここ の「常用片伸び表」がパラメータのデータになる。片伸び。
ダイのV幅が板厚の10倍だと片伸びは、板厚になる。
普通は、V幅は板厚の5か6倍程度にして内Rを小さくするので、片伸びは板厚の0.85倍程度となる。
よく使う金型で片伸びは記憶することになる。 
金型com

・基本的に入れるデータは90度。他の角度は自動的に計算しているようだ。しかし、鈍角はかなり正確な曲げ伸び値を拾うが、鋭角曲げは計算値の伸びが大きすぎ(曲げ角度に比例して伸びるわけではないということ)展開長が小さくなりすぎるので、鋭角曲げの場合は経験値から個別に設定する。
・突き合わせ部が片引きの場合t0.8~t1.6までは捨てパンチやスリット無しで曲がるが、t3.2は捨てパンチが必要。片引きでなくても良いのならt3.2は両引きにする。
・結局材料の板厚や硬さのロットによる違いや板目による硬さの違いなどでいくら測定してベンドテーブルを作っても伸びは異なるので、最後は曲げる作業者が公差のないところに逃がす。
結局、パラメータの値はここを参考にする。


SolidWorks 板金のベースフランジ 初めの一歩

ソリッドワークでは板金の製図は普通以下の板金タブを使います。 タブを狙って右クリックのショートカットメニューで追加できるタブの一覧が見えます。 板金図面の特徴は、曲げ加工済みの製品図面を書くだけで、展開図もできる点です。 … “SolidWorks 板金のベースフランジ 初めの一歩” の続きを読む

ソリッドワークでは板金の製図は普通以下の板金タブを使います。

タブを狙って右クリックのショートカットメニューで追加できるタブの一覧が見えます。

板金タブ
板金図面の特徴は、曲げ加工済みの製品図面を書くだけで、展開図もできる点です。
(また、展開した状態で穴や切り欠きを作ってから元の曲げた状態に戻すこともできます。この説明は文書だと面倒なのでまた機会に)
ここでは箱曲げを例にしてみます。

ベースフランジは一つの部品に1つしか作れません(追記、2010-2012となった現在/2012.2.??。何とベースフランジはいくつでもできることを発見)。これをベースにしてフランジなどを追加して板金立体図を作ります。

この動画ではベースフランジをクリックしてから作っていますが、先に四角形を書いてからベースフランジをクリックする方法もある。四角形を書いたスケッチをクリックしてからベースフランジをクリックすることがポイント。

板金 曲げ 移動量 のリンク集

板金加工では、曲げた製品を作るために展開図というものを作る。 展開図とは、板金の板から抜いただけ(穴あけも含む)の状態。この後曲げ加工が入る。 製品図面では曲げ後の寸法。展開図は曲げる前の寸法だ。 板厚があるので普通は製 … “板金 曲げ 移動量 のリンク集” の続きを読む

板金加工では、曲げた製品を作るために展開図というものを作る。
展開図とは、板金の板から抜いただけ(穴あけも含む)の状態。この後曲げ加工が入る。
製品図面では曲げ後の寸法。展開図は曲げる前の寸法だ。
板厚があるので普通は製品図面の外周を加算した寸法>展開図面の寸法だ。
んん。ややこしいでここの中立線の説明をどうぞ。
移動量は、こっち。
私は、なんとなく中立線が0.5になるのは内Rが板厚の5倍以上で90度曲げは0.2と記憶していた。
1mm厚程度の板なので0.8mm伸びると考える。
ところで、展開図は中立線の位置で計算すると伸びを無視して形状を作ることができる。
その後、板厚によって80%の伸びを修正する。
ところで、
Solidworksのユーザー定義ベンド許容差は、簡単に言えば伸び代をどうするかということ。
90°曲げのRを測ってみると、
ベンダーで1.0厚のSPCCを90°曲げすると内Rは板厚。外Rは板厚の2倍になるようだ。 

ちなみに
Rゲージで実測
t2.0で
外R4
内R1.25
だった。 


アマダのサイト

http://www.ai-link.ne.jp/free/learning/kouza/10/answer/answer-p8.htm

の問15。最小曲げ半径を板厚の1/10にするとkは0.32。0.25だと0.35。
中立線が0.5になるには内Rga板厚の5倍。

アマダスクール監修 板金関係の検定の問題と解答
http://www.ai-link.ne.jp/free/learning/kouza/kouza-top.htm


展開ボタンが押せないくなる

デザイツリーの下の方で黄色の!びっくりマークが見える。これは警告(イエローカード)だ。エラー(レッドカード)ではない。 警告があっても展開できる。ただし、毎回 が出る。下図のように展開はできるがこの警告が見える。面倒なら … “展開ボタンが押せないくなる” の続きを読む

デザイツリーの下の方で黄色の!びっくりマークが見える。これは警告(イエローカード)だ。エラー(レッドカード)ではない。
展開が使える
警告があっても展開できる。ただし、毎回
エラー内容を表示。警告は無視していい。
が出る。下図のように展開はできるがこの警告が見える。面倒なら「警告を表示(W)」のチェックを外してしまえばいい。
展開したところ 

ところが、何か編集中に以下のダイアログボックスが出る。ここで「停止&修復(S)」を押すとさっきまで使えた展開ボタンが押せなくなる。
「停止&修復(S)」を選択すると二度と展開できなくなる
以下が「展開」ボタンがおせなくなった様子。何を修復してるのかわからないから警告は無視しましょう(*ロ*;). 

展開が使えない状態
そもそも何で警告がでたのか?。板金の箱曲げ板厚分を考えて板の角を四隅にするために長い方の曲げが内側に入るようにした。四隅の角が干渉しているという警告が出る。拡大してもどこが干渉しているのかよくわからない。
箱曲げ板厚考慮

  
 
「停止&修復(S)」を押すときは先に保存をしておこう。