90度曲げとスプリングバンク

90度に曲げるためにきつめに曲げないと90度にならない。次図の点線のように一旦曲げる必要がある。

90度曲げは、曲げ加工中に90度ピッタリで曲げを止めるとスプリングバック分戻って、軟鋼なら91度程度(内側の角度)になる。ステンレス鋼はもっとスプリングバックが大きいので92度程度になる。

ここまで曲げないと90度にならない

これとパンチの幅で曲げ順が決まる。
箱 片引きの曲げ順序
箱物の曲げ金型の幅とスプリングバンクでどちらを引く(片引き)かが決まる

AP100で新規の図は部品図 メインメニューから説明

「部品図」では、線が書けない。

「部品図」となっている。「部品図」は、立体編集のためにある。
線を書いたりするのは「展開図」だ。
何度やっても間違う。これ書くの2回目(一回目はここ)。

手順を追うと、まずはメインメニューの「1展開図形」を起動。

新規作成すると一瞬「図面」の表題が見えるが、部品名(次図では「IUYIY」)が入れてokボタンを押すと「部品図」の表題になる。表題「展開図」のウィンドウはまだ無い。「図面」となる。

「部品図」に図形を書いてから「展開一本化」すると「展開図」ができる。表題「部品図」に図形のない状態では、メニューの「展開一本化」はできない(エラーになる)。

黄色の線が、部品図。緑色の線が「展開図」と覚えておこう。

以下の操作で片方の図の情報を別の図に渡すことができる。

・「部品図」の図を選択した状態で一本化⇒「展開図」に追加

・「展開図」の図を選択した状態で立体化⇒「部品図」に追加

ほとんどのアイコンやメニューは、どちらの図でも使える。ただ、選んでいる図に依存して変化しない。コマンドが使えない場合は「エラーとなる。【一方、SolidWorksでは、使えないコマンドは色が抜けたような灰色になる】

CAMに必要なのは「展開図」の方。

コニック テクニカルガイド

コニック テクニカルガイドは、一覧で見やすい。下の「成形金型事例集」は絵中心で見やすい。金型だけと思ってた。タレットパンチプレスの機構の説明まである。  

コニック テクニカルガイドは、一覧で見やすい。
下の「成形金型事例集」は絵中心で見やすい。
金型だけと思ってた。
タレットパンチプレスの機構の説明まである。

 

AP100の2つの伸び 管理

SolidWorksで使うのは、上の方の「簡易曲げ伸び値管理」 使うのは「9簡易曲げ伸び管理」でしょう。基本的に伸びのデータが無くてもシステム(AP100)が持っているデータを使うそうだ。これで結構間に合う。どうしても変 … “AP100の2つの伸び 管理” の続きを読む

AP100top

ap100パラメータ管理

SolidWorksで使うのは、
上の方の「簡易曲げ伸び値管理」
「簡易曲げ伸び値」と「基準現場曲げ伸び値」

使うのは「9簡易曲げ伸び管理」でしょう。
基本的に伸びのデータが無くてもシステム(AP100)が持っているデータを使うそうだ。
これで結構間に合う。
どうしても変えたい場合は、「9簡易曲げ伸び管理」を使う。
材料ごと
内Rごと

伸び値を設定できる。

2D-CADでファイル(F)の条件設定(Y)
に2つの伸び値のどちらを優先するか指定できる。
デフォルト(何もしなければ)で「9簡易曲げ伸び管理」になっている。

AP100で正方形を描く

SolidWorksとは違う
操作方法がね。
マウスでアイコンをクリックして、マウスだけで完結できる。
って
思ってた。
AP100は、座標を使って入れる。

2015-12-11_15h02_12

左が座標入力。右が十字カーソル
「home」キーで切り替えることができる。
デフォルトは座標入力。絶対座標。
十字カーソルは、相対座標。
座標入力、十字カーソル
マウスだけでも四角は描ける。
しかし、
ソリッドワークスのように後で寸法を変えることはしない。

ちなみに、
AP100のCADの元これらしい。

 

板金屋さんの溶接

溶接の種類は大きく2種類かな
何の種類か?。
作る物の種類によって目指すところが違う。

製缶屋:厚板:3mm以上

・溶け込み重視
・裏波 ある意味溶接中に穴が空くと裏に出ている
・溶接欠陥、ブロー、アンダーカット

・グラインダーは使うが欠陥を無くすため
・厚物なので強度が必要。強度がいるから厚い板を使う。
建築なら最低6mmくらいかな。

板金屋:薄板、3mm以下
・キレイさ 一瞬でも、穴を空けてはいけない
・沢山盛らない。節約。ビードを引く長さは20mm程度
・裏面の溶け防止。塗装で問題になる
・グラインダーでなんとかなる
・スポット溶接もある

・薄物なので強度より仕上げ。強度が必要なら薄板は使わない。

—————————–
勝手に板厚3mmで製缶と板金を分けましたが、
製缶はタンクや鋼管など、缶なんでしょうが。
私は、
プレスブレーキなどで機械的に曲げて加工できる範囲を板金加工。(板金だと車になっちゃうからね)
曲げる能力の機械が無くて、2枚の板を溶接する、その板厚以上の加工を製缶
(どちらも溶接は使うけどね)
と解釈している。
どげんでしょうか?
だから、
「6mmでも曲げるよ」という会社は、6mm以下を板金というかもしれない。

角度 60.5°(60.5度)と60°30′(60度30分)は同じ  

1分30秒1.5分は同じこと。角度も同じこと。 角度は360分は60秒は60で一周位置的には361度は、1度でもある。61分は、1分でもある。 ベンダー(プレスブレーキ)で角度3°切れるくらい。3より少し小さい値を入れた … “角度 60.5°(60.5度)と60°30′(60度30分)は同じ  ” の続きを読む

1分30秒
1.5分
は同じこと。
角度も同じこと。

角度は360
分は60
秒は60

一周
位置的には
361度は、1度でもある。
61分は、1分でもある。

ベンダー(プレスブレーキ)で
角度3°切れるくらい。3より少し小さい値を入れたくて
ー2.9と入れると。
入らないエラー。いい機械だと「.0~.59」までしか入らないと言ってくれる。
分や秒が最大60ということを忘れますよね。
でも、
私は、「.0~.59」???????????でした。
何度も見てるけど???
作業中はコンマ以下を切り捨て入れて、さっさと仕事です。
今思うに、
そんなエラーを出すなら、変換してくれ!!
例えば、-2.9って入れたら「-2.54のことでしょうか?Y/N」とかね。
で、「コンマ以下は、.0~.59の範囲で入れてね」とエラーメッセージ。
これを何度か体験するとエラーメッセージが理解できるでしょう。私は、

普通は、10進数で考える。
間違えるわな。
(メーカーの人は慣れてるから当たり前)
表題の
60.5度と60度30分は同じとなる。
単位には気を配ろう。

角度は1年を基準にしたんだそうな

ちなみに、
10進数は、10で桁が上がる。0ー9までは一桁。
これは普通ね。
8進数は、8で桁が上がる。0-7までは一桁。。。6,7,10,11,12となる。
2進数は、2で桁が上がる。0,1,10,11,100,101,110,111となる。
今は、高校生で習うそうな。こんなことは社会人になって電気関係の講習で知るもんかと。
変換表はこっち参考にして下さい。

2D図面から立体図が思い浮かばない

FAXで届いた図面
3次元CADで書かれていたら立体図というか建築でいうアイソメ図(立体図)があれば想像できる。
ただ、
展開図まで書く必要があるので実際の寸法をひろう必要があり
ソリッドワークスで書く、書きたいが、時間が

特に、
今まで見たこともない図面で
斜めと思われる線が多く
三面図(図面検索google)で斜め線は見にくいねー。じゃなく想像しにくい