板金屋さんの溶接

溶接の種類は大きく2種類かな
何の種類か?。
作る物の種類によって目指すところが違う。

製缶屋:厚板:3mm以上

・溶け込み重視
・裏波 ある意味溶接中に穴が空くと裏に出ている
・溶接欠陥、ブロー、アンダーカット

・グラインダーは使うが欠陥を無くすため
・厚物なので強度が必要。強度がいるから厚い板を使う。
建築なら最低6mmくらいかな。

板金屋:薄板、3mm以下
・キレイさ 一瞬でも、穴を空けてはいけない
・沢山盛らない。節約。ビードを引く長さは20mm程度
・裏面の溶け防止。塗装で問題になる
・グラインダーでなんとかなる
・スポット溶接もある

・薄物なので強度より仕上げ。強度が必要なら薄板は使わない。

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勝手に板厚3mmで製缶と板金を分けましたが、
製缶はタンクや鋼管など、缶なんでしょうが。
私は、
プレスブレーキなどで機械的に曲げて加工できる範囲を板金加工。(板金だと車になっちゃうからね)
曲げる能力の機械が無くて、2枚の板を溶接する、その板厚以上の加工を製缶
(どちらも溶接は使うけどね)
と解釈している。
どげんでしょうか?
だから、
「6mmでも曲げるよ」という会社は、6mm以下を板金というかもしれない。

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「板金屋さんの溶接」への2件のフィードバック

  1. コメントありがとうございます。
    好き好きですね。
    一般的には製缶は知らない人が多い。
    板金は、自動車板金と思う人がおおい。

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