炭酸ガスアーク溶接は盛れるね!

SA-2Fは、3層   炭酸ガスアーク溶接
A-2Fは、5層   被覆アーク溶接(手棒)

SAのSはセミオートのS
Aは裏当て金有りのA
2は中板9mm厚
Fはフロアー。下向き姿勢の溶接

ワイヤ径1.2mm 手棒は4mm径。炭酸ガスアークはウィービングしないと盛れるわな。さらに、炭酸ガスはCO2。アークの中では熱でCO2→COとOになる。これって燃焼、燃えるの反対。燃焼は熱くなるが、逆なので冷やす。だから表面を冷やすのでビードの幅は狭くなるという説がある。燃焼の逆は還元。

曲げ試験する前に予想できる

JIS検定でする曲げ試験は、第三者。溶接した人とは別人が試験してみる。溶接した人は、本来、曲げても大丈夫っていうくらい条件や溶接に確かな仕事をしているので、溶接中に合格かどうかわかる。第三者じゃないもんね。それくらい、仕 … “曲げ試験する前に予想できる” の続きを読む

JIS検定でする曲げ試験は、第三者。溶接した人とは別人が試験してみる。
溶接した人は、本来、曲げても大丈夫っていうくらい
条件や溶接に確かな仕事をしているので、
溶接中に合格かどうかわかる。
第三者じゃないもんね。
それくらい、仕事量をこなしているのが溶接工

1980年ころのJIS検定は、途中で放棄する人が多かったような。
特に
裏波は、イチかバチか
(今はA-2F裏当て金有り、昔はN-2F裏当て金なし)
裏波専用たいていはLB-???
アークが切れるってことがよくあった。
再点火は不可能?な時代。
 
 

1.6径の電極がくっついたら冷えるまで待とう

これは、TIGのタングステン電極です。変ですね。これを削るのも面倒です。これは、溶融池(プール)の中に付いてタングステン電極が真っ赤な状態で強引に外すとこうなります。 冷えてから落ち着いて外しましょう。 

これは、TIGのタングステン電極です。
変ですね。
これを削るのも面倒です。
6径タングステン電極は折れやすい
これは、
溶融池(プール)の中に付いて
タングステン電極が真っ赤な状態で
強引に外すとこうなります。

冷えてから落ち着いて外しましょう。
 

いろいろなタングステン電極の比較

溶接機を買うとランタンが付いている。昔はトリタン。今はランタンを使っているが他にもいろいろあるようだ。2% thoriated, 2% ceriated, 1.5% lanthanated, 2% lanthanated … “いろいろなタングステン電極の比較” の続きを読む

溶接機を買うとランタンが付いている。
昔はトリタン。
今はランタンを使っているが他にもいろいろあるようだ。
2% thoriated, 2% ceriated, 1.5% lanthanated, 2% lanthanated, LayZr tri mix, and E3 electrodes.
と説明がある。
2%トリタン、2%セリタン、1.5%ランタン、2%ランタン、LayZr(1.5% Lanthanum, 0.08% Yttrium,

0.08% Zirconium) ???、E3 はこっちに日本語の宣伝

全部2.4mm

ランタンの角度は60度程度に削るのが溶け込みがいいみたい。

動画、ユーチューブyoutube
言葉はわからないいが
いい時代だ。 

大型 ペンチ

大きなペンチで検索しても見つからない
2mmや2.4mm径の溶接棒を切るのにも使っているが
パワーメタルカッター
確かに、ボルトも切れるわ。
10mm径程度までなら
ボルトクリッパ

ボルトカッター
ボルトカッター
戦争映画で有刺鉄線をこれで切るのを見たことがある。

アルミの溶接棒2本をねじって太くする

アルミ径1.2を2本、ねじって1本にして径2.4みたいに使う

アルミの溶接棒は、使い切らないと白っぽくなって酸化してしまう。
いろいろな径の溶接棒を買っているとどうしても残ってしまう。
きっちり密閉すればいいのだろうが・・・
だから、
太い溶接棒が必要なときは、
細い溶接棒でもok
万力とロッキングプライヤー(電動ドリル)でねじって使う。
つぶつぶの溶接棒が
ええ感じです。

本数を増やせば

炭酸ガス炎溶接?

今は、ガス溶接は少なくなっているが、切断は良く使う。ガス溶接のガスは、アセチレンガス(可燃性)と酸素ガス(支燃性)を使う。切断にはLPガスもある。ガス溶接は、炭酸ガス(CO2)でシールドしているので溶融池(溶けた金属)は … “炭酸ガス炎溶接?” の続きを読む

今は、ガス溶接は少なくなっているが、切断は良く使う。
ガス溶接のガスは、
アセチレンガス(可燃性)と酸素ガス(支燃性)を使う。
切断にはLPガスもある。
ガス溶接は、炭酸ガス(CO2)でシールドしているので溶融池(溶けた金属)は花火のように空気中の酸素と反応することはない。
ですから、
炭酸ガスアーク溶接
より前、
アーク溶接
より前に
シールドとは言わないが、シールドして溶接していた
で、
炭酸ガスアーク溶接
と比較するために、
炭酸ガス 炎 溶接
と書いた。
初めて産業的に使われるようになった溶接は
アークの前にCO2シールドによる炎の溶接があった。

なお、
酸素や窒素、アルゴンガスは空気から作る
圧縮して、液体にしてから沸点の違いを利用して分離するらしい
沸点は
酸素-183
アルゴン -185.7
窒素-195.8 
マイナス200℃にしてから分離する

ちなみに
ガス溶接が1900年ごろから
アーク溶接の歴史も古い

パルスは熱を制御できる 周波数

薄板でもTIG溶接なら電流を下げることができるのでそんなに難しくないが、
パルスを使うこともできる。
溶け込み不良にもなりやすいが、すみ肉溶接はときどき強い電流が欲しい。
そんな時パルスが使える。
パルスは熱を制御できる。
原理はこれ(いただきものです。m(__)m)。手棒。