半自動アーク溶接機の電源特性のため電流が大きく変わる

電源特性=機械の電気部分の作り方のことだが、特性のことよりここが言いたい。 ・被覆アーク溶接機:アークが長くなっても切れないように電圧が変わる(電流の変化は少ない) ・半自動アーク溶接機:突き出し長さの変化で大きく電流が … “半自動アーク溶接機の電源特性のため電流が大きく変わる” の続きを読む

電源特性=機械の電気部分の作り方のことだが、
特性のことよりここが言いたい。
・被覆アーク溶接機:アークが長くなっても切れないように電圧が変わる(電流の変化は少ない)
・半自動アーク溶接機:突き出し長さの変化で大きく電流が変わる(電圧の変化は少ない)
被覆アーク溶接とTIG溶接は人がアーク長を決める。
しかし、これらの溶接機は電流が安定するようにしてくれる。
溶け方が安定している。溶接にはとってもいい。
一方、
半自動アーク溶接は、機械がアーク長を決める。
半自動アーク溶接は、アーク長を一定にするために電流を大きく変化させることができる。
突き出し長さが長いと200Aにしていても150Aになる。
突き出し長さの抵抗によって電流を変えることができる。
突き出し長さが長いと、溶け込み不足が。 
溶け込み不足って、建物や圧力容器には大敵。 
炭酸ガスアーク溶接の欠陥は、この突き出し長さが長いと起こる。
逆に、突き出し長さを短くすると200Aの設定が250Aぐらいになる。
突き出し長さを適切で、一定にすることがとても大事。
ただ、
溶接中に溶接電流を変える技は、半自動アーク溶接(炭酸ガスアーク溶接)機だけ。
 
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