ボンデとは電気亜鉛めっき
JISの規格では、
SECC
白く見える。亜鉛メッキは薄いので塗装して使う。
会社によっては「白」と言う。
SPCCと値段が変わらないのでうちではSECCを買う。
残った板が錆びないのでいい。
ディスクトップパソコンの外は塗装されているが、
中はSECCのまま使われている。
最近の車は、SECCなのでぶつけて鋼板の表面が見えていてもサビが広がらない。
塗装されているとわからないが、町中で見るのは
SGCCだろう。
そのまま外でも使えるくらい厚いメッキ
SGCCというのは溶融亜鉛メッキ
これは、建築物や外の階段(亜鉛の湯に入れている写真もある)、駅の柱など白より銀色っぽく見える。
板金に使うメッキ鋼板はアマダさんを参照。
普通の鋼板やアングル材は黒。
会社によっては「黒」と言う。
表面が黒皮錆、赤錆より硬いので錆びにくい。
でも酸化皮膜なので、そのままTIG溶接すると魚のウロコのように表面に泡のようになる。
だから、グラインダーしてから溶接する。
SGCCも亜鉛メッキが分厚い(0.1mm厚程度)のでグラインダー。
構造物に使ってるんで溶接欠陥にしてはいけないわ。
でも、
SECCは、沸騰した泡が表面に出るまえにさっさと流せば見た目は大丈夫。
亜鉛の膜は0.01mm厚くらいなので亜鉛量がしれてる。
板金ではビードも短いし。
板厚も薄い:見た目第一。
黒皮の泡と
亜鉛の泡は違う
亜鉛の沸点は900程度
沸点とは気体になる温度だから、鉄は1500度で溶けるとなると
とっくに亜鉛は沸騰して泡。
だから、煙が出る。
ところで、
炭酸ガスアーク溶接だと黒皮も亜鉛もワイヤーがどんどん入るので何とかなる。
(付けるだけなら。亜鉛メッキ専用ワイヤもあるで)
亜鉛脆性というのがあり、
ステンの場合は割れる