目の位置と材料の位置

立向溶接は、JIS検定なら下から上に向けて溶接する。上進はノボリとも言う。早く、綺麗にできる下進(流し)でも同じだが、目の位置は、プール(溶融池)が見やすい位置 だから、 立向は上進の場合は上から見る。下向きでも、溶接方 … “目の位置と材料の位置” の続きを読む

立向溶接は、JIS検定なら下から上に向けて溶接する。
上進はノボリとも言う。
早く、綺麗にできる下進(流し)でも同じだが、
目の位置は、プール(溶融池)が見やすい位置

だから、

立向は上進の場合は上から見る。
下向きでも、溶接方向から見るとアークを飛ばしている位置が適当か判断しやすい。

TN-Fなら溶接線の最後の方に目を置いてアーク長とプールの幅、位置が見えるようにする。左から右ではありません。向こうから手前にビードを引く。

炭酸ガスアーク溶接は盛れるね!

SA-2Fは、3層   炭酸ガスアーク溶接
A-2Fは、5層   被覆アーク溶接(手棒)

SAのSはセミオートのS
Aは裏当て金有りのA
2は中板9mm厚
Fはフロアー。下向き姿勢の溶接

ワイヤ径1.2mm 手棒は4mm径。炭酸ガスアークはウィービングしないと盛れるわな。さらに、炭酸ガスはCO2。アークの中では熱でCO2→COとOになる。これって燃焼、燃えるの反対。燃焼は熱くなるが、逆なので冷やす。だから表面を冷やすのでビードの幅は狭くなるという説がある。燃焼の逆は還元。