ソリッドワイヤですみ肉

フラックス入ならすみ肉溶接をしても、ビードが凸にならない。ソリッドは、フラックスでビードを押さえるということはできない。 案としては、点付けの繰り返し、ここの後半のように点付けですみ肉を置くと平らなすみ肉溶接になる。さら … “ソリッドワイヤですみ肉” の続きを読む

フラックス入なら
すみ肉溶接をしても、ビードが凸にならない。
ソリッドは、フラックスでビードを押さえるということはできない。

案としては、
点付けの繰り返し、ここの後半のように点付けですみ肉を置くと平らなすみ肉溶接になる。
さらに、ビードの波を一定にしやすい。
アークスタートと終了が一挙に入るので欠陥だらけだが(だから電流は思いっきり上げる)、強度を必要としない、見た目にこだわるならこれでもいい。
電圧を高めにするという方法もある。
電圧が高いということは圧があるのでビードが広がりやすくなる。

運棒によっては
見た目で大きく変化しないが、
前進法/押しでねかすという方法もある。

鱗のようにしたい場合は後退法/引きでプールのかぶり具合を見ながらする。すみ肉はこの方が見やすい。

目の位置と材料の位置

立向溶接は、JIS検定なら下から上に向けて溶接する。上進はノボリとも言う。早く、綺麗にできる下進(流し)でも同じだが、目の位置は、プール(溶融池)が見やすい位置 だから、 立向は上進の場合は上から見る。下向きでも、溶接方 … “目の位置と材料の位置” の続きを読む

立向溶接は、JIS検定なら下から上に向けて溶接する。
上進はノボリとも言う。
早く、綺麗にできる下進(流し)でも同じだが、
目の位置は、プール(溶融池)が見やすい位置

だから、

立向は上進の場合は上から見る。
下向きでも、溶接方向から見るとアークを飛ばしている位置が適当か判断しやすい。

TN-Fなら溶接線の最後の方に目を置いてアーク長とプールの幅、位置が見えるようにする。左から右ではありません。向こうから手前にビードを引く。

炭酸ガスアーク溶接は盛れるね!

SA-2Fは、3層   炭酸ガスアーク溶接
A-2Fは、5層   被覆アーク溶接(手棒)

SAのSはセミオートのS
Aは裏当て金有りのA
2は中板9mm厚
Fはフロアー。下向き姿勢の溶接

ワイヤ径1.2mm 手棒は4mm径。炭酸ガスアークはウィービングしないと盛れるわな。さらに、炭酸ガスはCO2。アークの中では熱でCO2→COとOになる。これって燃焼、燃えるの反対。燃焼は熱くなるが、逆なので冷やす。だから表面を冷やすのでビードの幅は狭くなるという説がある。燃焼の逆は還元。

曲げ試験する前に予想できる

JIS検定でする曲げ試験は、第三者。溶接した人とは別人が試験してみる。溶接した人は、本来、曲げても大丈夫っていうくらい条件や溶接に確かな仕事をしているので、溶接中に合格かどうかわかる。第三者じゃないもんね。それくらい、仕 … “曲げ試験する前に予想できる” の続きを読む

JIS検定でする曲げ試験は、第三者。溶接した人とは別人が試験してみる。
溶接した人は、本来、曲げても大丈夫っていうくらい
条件や溶接に確かな仕事をしているので、
溶接中に合格かどうかわかる。
第三者じゃないもんね。
それくらい、仕事量をこなしているのが溶接工

1980年ころのJIS検定は、途中で放棄する人が多かったような。
特に
裏波は、イチかバチか
(今はA-2F裏当て金有り、昔はN-2F裏当て金なし)
裏波専用たいていはLB-???
アークが切れるってことがよくあった。
再点火は不可能?な時代。