低水素系の溶接棒は焼いてから使う

溶接途中でアークが消える・切れる

低水素系の溶接棒で
袋に書いてある最低の電流値の場合だが
とつぜん火が消えることがある。

近づけ過ぎなのか?
電撃防止装置が付いている機械なら
たいていは、
押し付けるというかたたいて
再度アークを出そうとする
こんな経験があったら乾燥の問題かもしれません。

低水素系
神戸製鋼なら水色。
これは、使う前に焼く。
乾燥というより300ー400°なので焼く温度。
天ぷら油が発火する温度だ。
しっかり、乾燥してたら問題ない。
それと、
雨の日。
岡山は滅多に雨が降らないが、
乾燥後の棒を置いといて使っても影響がある。
乾燥機は、立てておく赤いタイプのものをつかっている。

ところで、
別の話だが。
焼いた溶接棒を使わず
再度、焼いて使わず。
の溶接棒より、
新品の封を開けて焼いて使うとやっぱりアークが安定しているようだ。

追記
こちらによると最大乾燥回数3回程度だ。
780N/mm級高張力鋼は2回まで。
乾燥後、2,3時間位内に使うと覚えておいた方がいい。
乾燥後許容放置時間(同じとこ)は、4時間まで、780N/mm級高張力鋼は2時間までだ。
正確には、
非低水素系溶接棒で6~8時間
低水素系溶接棒で2~4時間と書いてある。
低水素の乾燥時間は1時間なのでスイッチを入れて午前中に使い切り。
その点、イルミナティ系(非低水素系溶接棒)のB-14は管理が楽だわ。会社で100度程度で乾燥しておいて、朝現場に持って余裕の時間で使えるわ。
昼前に入れて、午後で使い切るかんじかな。
だから、一度にたくさんの溶接棒を持ち出さないことだ。
また、
「長時間乾燥および繰返し乾燥を過度に行うと,溶接中に被覆筒が欠ける」
思いがけない方向にアークが飛ぶことになる。

私は、緊急回避的に棒を回転させる。裏波の時はすぐしないと。
本番では新品です。

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