スクリーンセーバーになった瞬間に実行

スクリーンセーバーになったということは、

何もしない状態、アイドル状態。

もしかして、人が座っていない可能性もある。

そんな状況、アイドル状態をチェック、監視して実行するって、プログラムでアイドル状態を監視は難しい?

代わりにスクリーンセーバーの起動の設定。と、タスクスケジューラのトリガー設定。

タスクスケジューラのトリガーの設定で、タスクの開始を「ワークステーション ロック時」にする。

スクリーンセーバー中にtaskkillを実行

タスクスケジューラでの設定に注意google

スクリーンセーバーを有効にすると何もしない状態、アイドル状態のチェックが以下のVBSでできる。特に、スクリーンセーバー中に実行したい場合は以下のVBSが使えます。こちらからいただきました。m(_ _)m

strComputer = "."
Set objWMIService = GetObject("winmgmts:" & "{impersonationLevel=impersonate}!\\" & strComputer & "\root\cimv2")
Set colProcesses = objWMIService.ExecQuery ("SELECT * FROM Win32_Process WHERE Name LIKE '%.scr'")

Set WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
If colProcesses.Count = 0 Then
    '    Wscript.Echo "No Screensaver Event"
Else
   'スクリーンセーバー中は以下を実行する
   WshShell.Run "taskkill /im putty.exe /f",0,True
End If

このVBSをタスクスケジューラで5分ごとに起動します。スクリーンセーバー中で無いと、つまり、使っている時は、何もしません。(コメントアウトWscript.Echo “No Screensaver Event”)。

タスクスケジューラのプログラムの開始のコマンドは、vbsなんでフルパスで指定する。コマンドプロンプトで以下のを実行し、VBS拡張子が登録されていないとファイル名だけでは実行できない。

C:\Users\take>set | findstr EXE
PATHEXT=.COM;.EXE;.BAT;.CMD;.VBS;.VBE;.JS;.JSE;.WSF;.WSH;.MSC

5,15,25,35,45,55分に実行するbatバッチ

直近の5が付く分までの秒数を計算できれば、timeoutコマンドで秒数を指定して待つことができる。

コマンドプロンプト、batファイルでの計算は、set /a 変数=オペランドと演算子とオペランド。

C:\Users\take>set /a x=3*2
6
C:\Users\take>set /a x=3/2
1

ここでは、演算子は*と/。

コマンドから一部をとり出すこともできる。とりあえず、timeコマンド。時間を表示し変更もできる。

C:\Users\take>time
現在の時刻: 12:19:05.42
新しい時刻を入力してください:

今の時間はecho %time%で表示できる。cmd.exeが持っているtimeはコマンドです。

C:\Users\take>echo %time%
22:19:18.21

分の部分を取り出す。set /a mm=%time:~3,2%。左から3文字目から2文字取り出す。

C:\Users\take>echo %time%
22:21:41.78
C:\Users\take>set /a mm=%time:~3,2%
21

秒を取り出す。set /a ss=%time:~6,2%

C:\Users\take>set /a ss=%time:~6,2%
56

直近の5,15,25,35,45,55を探す前に、剰余計算。

分を10で割って余りをxに入れる。%%は剰余計算の演算子。

set /a x=mm%%10

%%の剰余計算はコマンドプロンプトではできない。

C:\Users\take>set /a mm=%time:~3,2%
28
C:\Users\take>set /a x=mm%%10
オペランドがありません。

となるの。mmや10のオペランドはあるのにね。で、a.batファイルを作って実行する。

C:\Users\take>type a.bat
set /a mm=%time:~3,2%
echo %mm%
set /a x=mm%%10
echo %x%
C:\Users\take>a
C:\Users\take>set /a mm=32
C:\Users\take>echo 32
32
C:\Users\take>set /a x=mm%10
C:\Users\take>echo 2
2

xが5より小さい場合は、(4-x)*60+(60-ss)

xが5以上の場合は、(14-x)*60+(60-ss)

4と14は、秒の分を足すため。5や15ではない。

ifって面倒?でset /a は、(4-x)*60+(60-ss)のように複数のオペランドの計算ができないようなので。よって以下のように分解するか、別のbatファイルにする。これ素直にハマりますので分解かbatにします。

set /a aa=4-x
set /a aa=aa*60
set /a aa=aa+60
set /a aa=aa-ss

別のbatファイル。ok.bat。batバッチファイルにすると問題無く動く。

set /a aa=(4-x)*60+(60-ss)

以下、完成品。分解の方を使う。

set /a mm=%time:~3,2%
set /a ss=%time:~6,2%
echo %mm%:%ss%
set /a x=mm%%10
echo %x%
if %x% lss 5 (
set /a aa=4-x
set /a aa=aa*60
set /a aa=aa+60
set /a aa=aa-ss
) else (
set /a aa=14-x
set /a aa=aa*60
set /a aa=aa+60
set /a aa=aa-ss
)
echo %aa%

これを5.batとすると、以下のように使える。コマンドプロンプト上の変数はグローバル変数と考えていいです。callでbatファイルを実行して、そこの変数はそのコマンドプロンプトで使える。コマンドプロンプトを閉じるまで。

aa変数は5.batで使っている。callしたbatバッチファイル内の変数aaだけ使っている。

@echo off
call 5.bat
rem 10秒短くする
set /a aa=aa-10
timeout /t %aa%
echo 何か実行

5.batを何分何十秒待つのか表示するように変更。

@echo off
set /a mm=%time:~3,2%
set /a ss=%time:~6,2%
echo ??:%mm%:%ss%
set /a x=mm%%10
echo 比較する値 %x%

if %x% lss 5 (
set /a m=4-x
set /a aa=m*60
set /a aa=aa+60
set /a aa=aa-ss
) else (
set /a m=14-x
set /a aa=m*60
set /a aa=aa+60
set /a aa=aa-ss
)
set /a s=60-ss
echo 答えaaは%aa%
echo %m%分%s%秒後

実行のようす。

C:\Users\take>5
??:43:59
比較する値 3
答えaaは61
1分1秒後

引数を入れて、何秒か待つ処理を追加。

if “%1″==””の分岐を追加する。””と比較するので%1の第2引数が無いとif “”=””となって式が成立する。if %1==””だとif ==””となりエラーなる。

@echo off
if "%1"=="" (
@echo off
call 5.bat
rem 10秒短くする
set /a aa=aa-10
timeout /t %aa%
echo 何か実行
) else (
	timeout /t %1
)

引数あり。

C:\Users\take>a 2
2 秒待っています。続行するには何かキーを押してください …

引数なし。

C:\Users\take>a
??:29:4
比較する値 9
答えaaは356
5分56秒後
370 秒待っています。続行するには何かキーを押してください …

batバッチでIf文

文字列の比較は==が使える。

とif文が普通のプログラムを書くのと違って、コマンドなんです!。空白やカッコも使えるんだ。以下はコマンドプロンプト。

(c) 2019 Microsoft Corporation. All rights reserved.
C:\Users\take>
C:\Users\take>set aa=kk
C:\Users\take>if %aa%==kk echo yes
yes
C:\Users\take>if %aa%==jj echo yes
C:\Users\take>if %aa%==jj echo yes else echo no
C:\Users\take>if %aa%==kk echo yes
yes
C:\Users\take>if %aa%==kk echo yes else echo no
yes else echo no
C:\Users\take>if %aa%==kk (echo yes) else (echo no)
yes
C:\Users\take>if %aa%==kssk (echo yes) else (echo no)
no

数値の比較は、=とか<とか<が使えない。

equは、等しい。

equalイコールだろうね。==は文字列として使えるからいいか。

neqは、等しくない。equalはeqとして使うことを覚えるしかないか。

not equalノットで否定だな。VBAのように<>が使えればいいのに。

gtrは、より大きい。>が使えれば。gtrは目立つアルファベット

greaterのgとtとrか。<が使えればいいのに。

geqは、以上。>=が使えれば。gとeq

以上とは、もってうえ、以って上。greater equalか。

leqは、以下。<=がつかえれば。lとeq

less equal。lessレス。より小さい。<=が使えればね。

C:\Users\take>if 1 lss 2 (echo yes) else (echo no)
yes

lssは、より小さい。未満。満たない。<が使えればね。lssは目立つアルファベット

まとめると。

=は、equ
<>は、neq
>は、gtr
>=は、geq
<=は、leq
<は、lss

コマンドでプロキシを設定する

IE、インターネットエクスプローラー。もうIEは古いのかわからないが、設定はこれでないと細かくできない?。Windows10では必要無いかな。

プロキシを使う1(チェック、次図)、使わない0設定。ここでは最後の1、使うに設定している。これはレジストリの書き換えになる。

reg add "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings" /f /v ProxyEnable /t reg_dword /d 1

この図の状態。

プロキシサーバー172.16.1.1、ポート番号8080の設定の場合

reg add "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings" /f /v ProxyServer /t reg_sz /d "172.16.1.1:8080"

この状態。

Socketの設定の場合、IPアドレス127.0.0.1、ポート番号10000に設定。

reg add "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings" /f /v ProxyServer /t reg_sz /d "socks=127.0.0.1:10000"

この状態

「次で始まるアドレスにはプロキシを使用しない」の設定。/d “192.168.2.1”

reg add "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings" /f /v ProxyOverride /t reg_sz /d "192.168.2.1"

レジストリの設定ができても、実体のブラウザは更新されない。はず、だったがWindows10では大丈夫みたい。Windows7時代は活を入れるために一度IEをstartコマンドで実行し、timeoutコマンドは10秒待ちで、強制終了taskkillする。/imはイメージファイル=コマンドファイル。/fが強制。

start /d "C:\Program Files\Internet Explorer\" iexplore.exe
timeout /t 10
taskkill /im iexplore.exe /f

IEを起動するのがポイント。timeoutコマンドでIEが起動したころをみはからって、taskkillコマンドでIEを強制シャットダウン。

puttyの設定、コマンドプロンプトで実行

設定はここここ

ウィンドウを持つアプリってマウス操作で実行。

って思い込んでないすか?。コマンドで実行できればタスクスケジューラに登録。自動化できる。

以下をコマンドプロンプトに入力

putty -load myhome

でも

putty -load myHome

でもどちらも動いた。Hの大文字小文字は関係ないようだ。

上図に見えるmyhomeはレジストリに登録されているらしくファイルでは存在しない。

putty.exeにpathが通ってないと以下のメッセージになる。

‘putty’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

昔、MS-DOSのころは確かこれだったですね。

コマンドまたはファイル名が違います。

さて、

Progam Files¥puttyフォルダに移動したらファイル名を見つけることができるので確実に実行できる。

なお、

Puttyを実行するとコマンドプロンプトが開くが、閉じるボタンを押すと毎回以下のウィンドウがでる。

この確認を省略する。以下のチェックを2つ外す。

チェックを外す