被覆アーク溶接やTIG溶接はアーク長が変っても電流は変わらないように機械がしている。
炭酸ガスアーク溶接(半自動) は、突き出し長さを変えると電流が大きく変わる。
電流を高めにしたければ、突き出し長さを短くする。
電流を下げたければ、突き出し長さを長く。
短くは、限界があるノズルが汚れたり、コンタクトチップが溶ける。チップにワイヤが溶け付く。
突き出し長さを長くするのは、シールドガスがきかないくらい、アークが切れるまで、できる。
角は突き出し長さが短くなりやすく、
溝、アングルを直角に突き合わせた内側から溶接する場合は、突き出し長さが長くなりやすい。
逆ならいいのにね。
角は溶けやすいので電流は下がってもいい。
隅肉は溶けにくいので電流は高めがいい。
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