セットに関してはここ、Yahoo知恵袋にもある
ごちゃごちゃしてるのが
・焼きなまし
・焼きならし
「焼き戻し」は焼入れ時にセットでするのでわかりやすい。
Yahoo知恵袋の説明
・焼きなまし⇒焼鈍し(鋼の場合は鈍い赤色800℃程度長めに、対流しない砂の中で自然に冷やす。打ち出し板金で普通に空冷してた)
・焼きならし⇒焼準(標準の準)(赤く輝く900℃程度して空冷)。焼き均しは当て字だが覚えやすい
焼き入れ前に焼きならしをすると
ややこしいんでこちらで。焼きなましは、上げる温度がいろいろある。
「焼ならし」「焼入れ」「焼き戻し」はセットということになる。
加工も入れると
加工、焼ならしと切削加工、焼入れ、焼き戻し、グラインダー仕上げ
となる。焼入れ後はグラインダーなど砥石でしか加工できない。
焼き入れは、
硬くうしたい部分を赤く(黄色や白っぽくなる前800以上)して、水に入れる。
(アセチレンガスで加熱です。鋼の温度は火色でみるこちらがすばらしい。テンパーカラーはこっち)
つまり、
急冷する
油だと若干緩やかな急冷。
S45Cは焼が入りにくいので水。
そして、
急冷で割れることも無いので「焼き戻し」はしない。
(SKくらいの炭素量0.6%以上だときつね色程度600でもう一度水に入れて完全に冷やす。こっちの400ぐらいの色の感じかな)
ポンチのように焼き入れする部分が少ない場合は特に焼き戻しはいらない。
溶接時に材料の固定などの治具にはSS400で十分
でも、硬さや焼入れをする場合は
S45CやS50C。
金型を簡易に作るのには便利です。
生(そのまま)でもSS400より十分硬い。引張強さが300程度の板金で使うSPCCならなおさら。