現場的にはこれか。
正面図、平面図、側面図に対して斜めにある面や線は
板取りするときに電卓が必要な場合がある。
図面を描く人が板取のことを考えて寸法を入れてくれていればいいが。
正面図、平面図などに表記しにくい。
それに、
間違いの元。
この図は、板厚がないが下と上は穴が空いている。
ソリッドワークスの図面で描いている。
JWCADでも何でもいい。
材料取りする場合は、図面から実際の寸法として取れるところをチェックする。
何で実際の長さが必要なのか?
板取は、全部、実際の長さでないといけません。
斜めの面や線は三方向から見た図(三面図)では小さく見えてます。
三面図の寸法は、高さとか幅の寸法で、斜めの実際の寸法ではありません。
次の図で三方向から見て寸法が取れて、
しかも、
実際の寸法。板取りできる寸法に
赤丸
他にもあるが
補助線が必要。
正面図(上から見た図)に補助線を入れてます。
右側面図の青色の線は実際の寸法です。
しかも、底辺から直角。
下面図の緑色は、実際の寸法です。
しかも、底辺から直角。
展開図は、4つの台形で、種類は2種類。
2種類の台形を描くのに高さが必要だが、その高さ(三面図の高さではない)が2種類。
傾き具合からして緑の方が長い。これ大事。
計算ですると
正面図(上から見た図)の青色 の長さは、(60-30)/2=15
正面図(上から見た図)の緑色 の長さは、(100-30)/2=35
ピタゴラスの定理から
青の方 152+602=?2=3,825
緑の方 352+602=?2=4,825
青い方は、√3,825=61.846584384264908247321147839611
緑の方は、√4,825= 69.462219947249022542162735205143
どこかピタゴラスか
台形が4枚、種類は2種類。
板取はこのようになる。
大きな長方形は、鋼板。
ちなみに斜め線は、コンパスがあると使えるが
鋼板の上で使う大きなコンパスは今どき無い?