ローリングの練習で溶接棒を入れるとメチャクチャになる

トーチが安定してローリングできるようになったら太いビード細いビードとビードの幅を変える。電極を振ることで太くするだけ。さっさと流す。納得がいったら、溶接棒を持ってビードを置く。ここで意識が溶接棒にいきやすい。いつも主役は … “ローリングの練習で溶接棒を入れるとメチャクチャになる” の続きを読む

トーチが安定してローリングできるようになったら
太いビード
細いビード
とビードの幅を変える。電極を振ることで太くするだけ。さっさと流す。
納得がいったら、溶接棒を持ってビードを置く。
ここで意識が溶接棒にいきやすい。
いつも主役はトーチの電極から出ているアークの先に見えているプール。
プールが溶接ビードとなるのでプールに集中する。
溶接棒にあまり集中しないように以下の手順で練習するのはいかがなもんでしょうか?

はじめは、
溶接棒は持つだけ。
棒は持つだけで溶接とは関係無い、ビードを置く時にも見えない位置で棒持ちになれる。
そして、
時たま親指で送る
慣れたら、
プールの先に溶接棒が溶けない程度に移動させる。ここでやっと棒が見える位置。
溶けない程度に移動できるようになったら、時たまプールに入れる。
(溶けない程度に移動とは、プールの奥か手前。棒は溶けないので時たま戻す操作が必要。)
棒を10秒に1回入れる程度。
かっこうは棒を入れているように見えるが
ほとんど棒を入れてないビードを引く。これがミソかもしれない。
そして、
ずーとプールに入れる。これには少し親指で溶接棒を送る動作がいる。
ローリングが乱れたら、意識をローリングの方へ

両手を使い出すとローリングが乱れることは普通のこと。
慣れるまで時間がかかる

ひとつ、
根本的なことで、
溶接棒だけでビートを作ってませんか?
盛り上がった。
溶接棒を使わない段階で、同じ幅のビードが引けないはず。
こんな方は、
アークがまぶしくてプール(溶融池)が見えてない。
80A程度なら
遮光番号9か10でいいと思うが、
10か11も試そう。
アークの下で見えなかったプールが見えます。 
溶接って見ている位置でぜんぜん違う 。

ここで書いている。文書でアークとかプールとか言っても。
なにをイメージされているかわからない。
あたりまえだわな、
他人だもん。 

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