内Rゼロによる干渉とその回避

「ベンド作業後、この部品は自分自身に交差します。」とは、ほぼ干渉でしょう。ソリッドワークスではすき間がゼロ0は許されないのでしょう。すき間ゼロと内Rゼロ関係あります。ややこしいが。実際の曲げでは、内Rがゼロってありえ … “内Rゼロによる干渉とその回避” の続きを読む

「ベンド作業後、この部品は自分自身に交差します。」
とは、ほぼ干渉でしょう。
ソリッドワークスではすき間がゼロ0は許されないのでしょう。
すき間ゼロと内Rゼロ
関係あります。ややこしいが。
実際の曲げでは、内Rがゼロってありえないことです。よね。
内Rゼロ

内Rがゼロだと次のように四角ものがスッポリ入る。
内Rゼロだと四角箱がすっぽり入る

さて、
本題。
内Rゼロで次の箱は作れないので0.001とか適当に入れれば作れる。

コ形のフランジ、完成の立体図
内Rをゼロにしていては、これは完成できません。
警告が、本当にエラーになり、完成できない。
だから、内Rを0.001なんかにして完成させる。
001で完成させる
警告は1ヶ所。

ここで、
内Rをゼロ(次図では0.00mmの所)にする。
00にする

するとエラーまで出て、
さらに、
フランジが消えている所がある。
エッジフランジがの一部が消えている
フランジが消えるということは、
内Rをゼロにすると完成しない。ということ。
赤い色がエラーだ。
(赤いのが出るとあわてるけど、気楽にね)
赤くなっているエッジフランジを開いて再度実行すると
再構築エラー
再構築エラーとなる。
すべて
「ベンド作業後、この部品は自分自身に交差します。」
の警告のはずだが、
警告が多いい=エラー
なのかな。

「内R」とは、内径の半径だ。
すき間を空けるのに内Rを設定するのが簡単な方法だ。
ここでも1つは、警告があるが。

平成26年6月30日追加
このデータは「内R0.001エラー回避.P17.SLDPRT」。ソリッドワークス2011です。
いいコメントいただきました。
ありがとうございます。
サンプルデータを置きました。
内Rをゼロ以上にしても干渉の警告がなくならない 基本的な間違いに追加で書きました。

(Visited 90 times, 1 visits today)

「内Rゼロによる干渉とその回避」への2件のフィードバック

  1. システムオプション→パフォーマンス の

    板金フィーチャーにおける自己公差チェックを無視)にチェックを付けて
    再構築の検証(ボディの詳細チェックを有効にする)のチェックをはずしてみてはどうでしょうか?

    今試してみたところ2014だとこのチェックの有無関係なくエラーが出ないようです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です