溶接電流の目安、板厚1mmに対して27A

25-30Aぐらいなので記憶しやすい30Aでもいい。

だから、3.2mmの板厚だと30×3.2=96A、2mmの板厚だと30×2=60Aとなる。

ただし、これは突合せ溶接。すみ肉はこれより多目。角継ぎ手は少な目の電流になる。特にTIGはアークが集中するなら電流を下げる。すみ肉のように分散するなら電流を上げる。

TIG溶接でステンレスsus304の1mm厚だと突合せ溶接で25A、すみ肉で60Aと極端に変わる。TIGの場合、すみ肉の下図が狙ってもタングステン電極が近い方の板にアーク飛んでしまうという特有の話。炭酸ガスアーク溶接や被覆アーク溶接は下図がまあまあ狙えるからここまで極端では無いが、すみ肉は高めになる。

板厚が6mm以上で開先アリ。開先部分だけで言えばとがったとこの板厚は0だから板厚0-6mmになるので1層目の電流は小さ目で2層目で電流を大きく上げる。だから開先をつける6mm以上の板厚に対しては板厚1mmに対して30Aではなく単に目安。

3mm以下の板厚だとどんな電流で穴が開くとか裏に出るとか判断できるが、3mm以上になるとどんな溶接でも判断できない。だから開先加工がいるんだわ。

パソコンを起動したら特定のメモ帳を開く。うっかり予防。

月曜にしないといけない事を忘れていることないですか?

あるタイミングでメールとか何かをするって、忘れやすい。朝一でパソコンを起動するとメモ帳が開くってどうですか?

会社のパソコンでもプログラム可能なbat/バッチファイルで作った。

実行の様子です。30秒。

ディスクトップにalertフォルダを作り。この中に1204.txtとか入れておくと、12/4にログインした時に1204.txtをメモ帳で開きます。1月1日は、0101.txtとします。常に月2文字、日付2文字です。

テキストファイルの中に提出物をどこにしまったか。来週金曜提出とか月末期限の仕事、注意点などを書いておきます。

さて、まず。このテキストファイルを作る時に拡張子が見えた方がいい。

拡張子の表示をするようにします。エクスプローラーの表示タブで下図。

ログイン時に実行するbatファイル。名前はmemo.batとでもしておきます。

%homeDrive%
cd %userProfile%
rem 置換 %文字列:m=n%   mをnに置換
set ff=%date:/=%
rem 文字列の取り出し  %文字列:~m,n%   m文字目から文字数n個取り出す
set ff=%ff:~4,30%
set ff=desktop\alert\%ff%.txt
@echo %ff%
if exist %ff% start %ff%

エクスプローラーを起動して、ファイルを指定するテキストボックスにshell:startupと入れて実行します。

するとスタートアップのフォルダが開きます。ここに、ログイン時に実行したいアプリのショートカットやbatファイル(memo.bat)を置く。

作業手順です。3分

以下は、batファイルの説明です。

%homeDrive%はドライブの移動です。大抵はC:ですのでC:を実行するだけでCドライブに操作を変更できる。

%%を囲んで変数(環境変数)で、homeDriveはHomeDriveでも大文字小文字区別はしないようです。ただ、読みやすいように単語の区切りで大文字を使ってるみたい。

Cドライブに移動を確認するために先にd:ドライブに移動してから%homeDrive%を実行します。

cd %userProfile%は、ホームディレクトリ/フォルダに移動します。Windowsの場合は通常、C:\Usersの中にユーザー名でフォルダがあります。ログインユーザー名がusrならcd C:\Users\usrを実行します。

set ff=%date:/=%は、まずdateコマンドを実行してみて下さい。

コマンドだと日付を変更できるので(実際はネットで管理しているのでまた代わります。)入力を求めらるし、「現在の日付・・・」と日本語も入りますが、%date:/=%は、%2024/01/17:/=%となって/は空白文字に置換されて20240117になる。

んん。

bat 文字列 取り出し」で検索してみて下さい。もっといい説明があるかもしれません。

set ff=%ff:~4,30%

環境変数ffの文字列の4文字より後の文字列、30文字まで取り出すい。正確には4文字ですが、オーバーしても問題なく取り出せます。

で、ff環境変数に月2桁と日付2桁が入っていれば、

C:\Users\usrの中にDesktopがありますので、

C:\Users\usr>start Desktop\alert\0118.txt

を実行すればデスクトップ上にalertフォルダがあり、その中に0118.txtがあればメモ帳が起動します。startコマンドは拡張子判断でアプリが起動します。ここではtxtなのでメモ帳を開きます。

ファイルが存在する場合だけstartコマンドを実行する場合はif existを使う。

if exist c:\Users\usr\Desktop\alert\%ff%.txt start 実行したいファイル名

batファイルの例では、何度もDeskt…..と書くのが面倒なのでff変数に入れてます。@echoは確認のために表示します。一瞬なので、確認したい場合は@echoの行の後にpauseを入れて下さい。

set ff=desktop\alert\%ff%.txt
@echo %ff%
pause
if exist %ff% start %ff%

%ff%.txtはdesktop\alert\0118.txtだとした場合、Users\usrフォルダの位置から見てDesktop\alertフォルダ内の0118.txtとなります。