Setする変数と(Let)する変数の違いの話。
Excel.ApplicationをNewやCreateObject関数で実体(インスタンス)を作る話を書いたが、普通の変数、LongやDoubleなどは4バイトほどのメモリしか消費しないが、Excel.Applicationはウインドを持つ強力なアプリだから相当のメモリを使う。つまり、Excelの起動だから、VBAのコードを書いているアプリ(プロセス)から別のアプリ(プロセス)を起動する。参照の中では最大級のメモリだ。
しかも、
変数を宣言しただけで実体(インスタンス)はできない。NewやCreateObject関数を使った時点で実体ができる。こうした複雑な変数を型とは言わずクラスと言う。
一方、
LongやDoubleなどの基本型(昔からある型)は、Dimで宣言した途端に存在する。
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