溶接前 溶接中 溶接後

溶接前
溶接中
溶接後
この繰り返し。PDCAサイクルとかいう繰り返しで改善していく。さて、以下の項目は上の3つのどのタイミングか

  • 電流の予想、捨て板で
  • アークを出さないで動作する
  • 狙い、スピード、角度
  • イメージ(アークの光)
  • 溶接時の観察
  • 結果の判断
  • 電流調整
  • 溶接姿勢は最後が一番楽な位置

改善するという意識がないとできない。
何を記憶するか決めないと記憶できない。
何をするか言葉にしないと行動できない。
記憶していることしか行動できない。
常日頃からやってないと行動できない。
語尾が否定。わかりにくい。

改善する
記憶することを決める
言葉にする
やるまえに記憶する
いい癖は続ける

何でもかんでもPDCAでもないが、観察、観察できるって言葉にするんでそんだけの知識がいるわな。

フルペネ 溶接用語です

完全溶込み

のこと、日本の方がわかりやすいが、ふる

フルペネ/FPを検索画像の方が分かりやすい。基本、開先加工をします。

部分溶け込みなら溶接部分の大きさで強度計算をする必要がある。均一な溶け込みは難しいので計算も難しい。フルペネだと材料同等の強度となるはず。計算は楽になるかな。

どこ溶かしてんの?

炭酸ガスアーク溶接/半自動。SA-2Fの最終、仕上げビードでどこを溶かしてんのか見えなことがある。
問題は
コントラスト(明暗)か
煙か

手棒(被覆アーク溶接)では問題無し。手棒に比べて電流が高く、フラックスが無いので明るい。となるとコントラストが問題。

太陽の近くに飛行機が飛んでいても見えない。これと同じ。コントラスト(明暗の差)を下げるには昼間に外で溶接するか工場の電灯を増やす。

光の強さは、アーク>プール(溶融池)>>>>母材
温度は、
アーク:5000℃以上
プール:鋼なら1500℃
母材:200℃程度、プールの近くなら1000℃
温度が高いとよく光る。アークが極端によく光る。
母材は光らない。母材はアークの光でライティングすれば見れる。

色は
アーク=白
プール(溶融池)=赤

対策として、ハンマーを置く。柄はアーク光に照らされ母材とのコントラストでわかるかな。正攻法は、2層目で開先の肩を十分に残す。

アーク光で見える範囲は狭い。母材全部が見えることを目指してはいけない。母材全部が見えるのもおかしい。溶接線がわかればいいだけ。

SA-2Fの最終層 全然違う所を溶接

最終層のウィービングは狙う開先を見失うと全然違う所を溶接してしまう。

対策としては、遮光番号を変える。棒か板を開先と平行に置いて開先位置の確認に使う。押し(前進法)にする。頭の位置を変える。トーチの角度を寝かせる。母材を陽のあたる所に移動させる。

溶接面をかぶって見える範囲は少ない。明るい順にアーク光>プール>>>>>母材。アーク光で直径30mm周辺は見えるはず。その遮光番号に調整する。

 

ほとんどの機能はアルミのため

TIG溶接機にはいっぱいダイアルやボタンがある。

アルミ用の設定は以下がある。
・交流周波数
・クリーニング幅
・ハード/ソフト
・ミックス(MIX),AC-DC TIG
これらの設定は機械に記憶する方が簡単かもしれん。アルミのパルスはややこしい。交流でパルスだから複雑。直流のようにパルスの平均電流は求められん。

パルスは直流でも使うが、これも使う人は少ないかな。100Hz以上はアークが集中する体感できる。

アルミの溶接ではリモコンはいらない

リモコンとなるとMAG溶接(炭酸ガスアーク溶接)機かTIG溶接機の話かな。基本TIGか。
リモコンは機械が近くに置けない時にええわ。
でも、
近くに機械があるときは、いらない。

特に、以下の場合はいらない。
1,アルミみたいに多くの設定をすることが多い。
2,溶接機の条件設定を保存することが多い。
リモコンがあると本電流の値が保存できないし、あるときはリモコン、あるときは本体と設定中に混乱するわ。特にこんなにリモコン設定が多いとネ。