SA-2Fの最終層 全然違う所を溶接

最終層のウィービングは狙う開先を見失うと全然違う所を溶接してしまう。

対策としては、遮光番号を変える。棒か板を開先と平行に置いて開先位置の確認に使う。押し(前進法)にする。頭の位置を変える。トーチの角度を寝かせる。母材を陽のあたる所に移動させる。

溶接面をかぶって見える範囲は少ない。明るい順にアーク光>プール>>>>>母材。アーク光で直径30mm周辺は見えるはず。その遮光番号に調整する。

 

取説を読みますか?完璧はいらない

電気製品を買ってきて取扱説明書を網羅的に読む人はいないと思う。動かすとだいたいわかる。
一時期、日本製のテレビ、電話機にあったボタンの数に比べ機能が多く、階層的なメニューというか矢印キーを使うようなメニュー操作ではなく、特定のボタンに機能を割り当てるため、あるボタンには長押しなど取説無しには設定できないことがあった。
今の製品は、取説無しでも操作できるディスプレイがある。そして、シンプルなボタン。

六十歳近くになってるから思うのかもしれない。
いろんな知識をすでに持っている。
不要と判断できるだけの知識がある。
新しい分野を学習すると何でもかんでも記憶しようとするが。
それでも、
六十歳近いから、取捨選択できる。
知らないということへの心的なプレッシャーが無い。
「え!知らないの」に対してそれ使える?と考える。

ベースがあれば、
ほとんどの仕事は多くことを覚える必要はない。
・代用方法
・調べる方法
・簡易取説の配置
・シール貼り
使っていると操作上重要な点や、記憶する項目は決まってくる。
新しい機器を扱う時は、取説を読んだとしてもその時だけ、シンプルにすることを意識するようになった。本来の性格、「めんどくさい」を発揮するようになった。